精神科医の樺沢紫苑先生が「嫌われる勇気」でも有名なアドラー心理学を例にとり、
「職場の人間関係は、所詮『職場の人間関係』、べつに親兄弟や親友のように付き合う必要はない。
だから職場の関係は、あくまで仕事上だけで付き合っていけば良い。ただその中でも気の合う人、素晴らしい人がいるわけだから、そのような人と個人的に深く付き合うことをオススメする。
例えば、職場のチームに10人の人がいる場合、10人全員と仲良くしようとするとのはやめたほうがいい。仕事において仲良くすら必要はなく、仕事が上手くいけばよいだけの話。日本人は全員と仲良くしようとしすぎる。職場で最低限のコミュニケーション、円滑な人間関係をつくっていくことと、いわゆる『仲良くする』ことは、違います」
と話されていて、新卒で入社したころの自分に聞かせてあげたいと思いました。転職も当たり前になり、趣味や学びのコミュニティといった自宅でも職場でもない第3の場所(サードプレイス)を持っている人も多くいます。仕事の人間関係にとらわれずきないようにしましょう。
仕事で成果を出せば、人間関係はうまくいく
ただし、そうは言っても会社内の人間関係は当然、円滑なほうがいいです。挨拶もせず、高圧的に振る舞ったり、無視したりして、あえて社内の人間に嫌われる必要はありません。
以前勤めていた建設会社での話です。取締役工事部長のAさんは、午前中機嫌が悪くて有名でした――(メルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』2023年8月10日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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