柴咲コウ「パチンコ玉乗りCM」でギャラ7000万円?イメージダウン覚悟の厳しい“フトコロ事情”

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女優・柴咲コウが出演するCMが芸能記者の間で話題になっているようです。その理由は、CMが「パチンコの宣伝だから」と芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは語ります。大河ドラマでヒロインを務めた彼女に何が!?

柴咲コウ、パチンコCMでギャラ7000万円も…大手芸能プロからの独立は失敗? 成功?

『週刊新潮』が、柴咲コウ経営のアパレルブランドの経営危機を伝えています。

2016年にプライベート・ブランドを立ち上げた当初から、芸能関係者の間では“実業家遊び”なんて陰口が聞かれていましたから、私などは7年も会社が続いた経営手腕に驚いていますけれど…。

柴咲といえば、注目を集めるのは『KIBUN PACHI-PACHI委員会』が4月21日からオンエアしているテレビCMでしょう。

実は私は3度目位でようやく柴咲を受け入れられたのですが、2017年に大河ドラマ『おんな城主 直虎』でヒロインを務めた女優が、6年後にパチンコの玉乗りをしているなんて一体誰が想像できたでしょう。

実は業界内でパチンコ台の新キャラクターになったり、CMに出たりすることは“経済的に困窮した芸能人や文化人の駆け込み寺”と囁かれている、少々後ろめたい感もある仕事のひとつなのです。

それを元大河ドラマの主演女優が引き受けたわけですから、芸能記者たちが動揺しないわけがありません。

少し前までは競馬も、ギャンブルという同じ括りで捉えられていましたが、1998年の木村拓哉以降位からでしょうか、そのイメージは変わりつつあり、2017年からは松坂桃李、柳楽優弥、中川大志、高畑充希、土屋太鳳で5年間、現在は長澤まさみがキャラクターを務め“爽やか路線”転向に成功しています。

ただパチンコに関しては、まだまだ認知度は低いままのような気もします。

今では店内もとても綺麗になり、様々なサービスもあるようですが、煙草の煙にむせびながら湯水のように機械に金が吸い込まれていく…私だけかもしれませんが、こんな昔からのイメージがまだまだ払拭できていないような気がします。

そんな中、突如巨大パチンコ玉乗りを披露する柴咲が出現したわけですから、自らが社長を務めるアパレル会社の経営危機を噂されても仕方のないところでしょうね。

業界ではパチンコ業界のCMギャランティは相場の倍付けと言われています。

今の柴咲のCMギャランティは3,500万円位とされていますから、単純計算で7,000万円…パチンコのCMに出ているというイメージとギャランティを天秤にかけた時、“背に腹は代えられない”状況があれば出演を快諾するのも無理もない話です。

私がこの記事を読んで確かめたいと思ったのは、柴咲が以前からギャンブル好きかどうかでした。これはイメージ・キャラクターを務める上で非常に重要なファクターのひとつだと思われます。

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