芸能記者としては、余計な、下世話な話で恐縮ですが、川口は格闘家と、竜星は元モデルとこれもまたふたり同じく結婚間近と噂されていることも“丸被り”という不思議な話もあります。
今はジリジリと視聴率を上げてきている『VIVANT』の捜査官役で観ることの出来る竜星ですが、彼の現在の芸能界での立ち位置を確認するとしたら『スタンドUPスタート』は外せないでしょう。
今年1月期の同ドラマは小泉孝太郎、小出伸也、反町隆史を脇に初主演を務め、プロモーションにもたっぷりと時間と金を使ったのですが、残念ながら視聴率は平均3.3%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)という過酷な数字に終わってしまいました。
最終回目前の回は2.4%という数字も記録してしまい、“視聴率が獲れない役者”という冠まで付いてしまうことになったのですが、その約5ヶ月後、こんなビッグ・チャンスが巡ってきたのです。
ちなみに川口は、『麒麟~』出演前に芸能記者の間ではブレークの予感を漂わせていました。
それは坂口健太郎主演でヒロイン役で出演した『イノセンス冤罪弁護士』が、土曜22時という少々過酷な放送時間帯にもかかわらず数字(視聴率)が良かったからでした。
はたして竜星は有難くない冠を脱ぐことができるでしょうか。
“天下の荒くれ者”として有名だったという隆家がどう描かれるのか、どう演じるのか…是非このビッグ・チャンスを逃さないようにと、陰ながら祈っています。
プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」
image by:川口春奈オフィシャルサイト