NHK朝ドラ『らんまん』が大好評だった女優の浜辺美波(22)。終わった今も“寿恵子ロス”にもがいているファンが多いと聞きます。その一人でもある芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、そんな浜辺ファンに朗報だという文春オンラインの記事を紹介。驚いて思わず二度見した、浜辺の「知られざる素顔」が見える文章2箇所について熱く語っています。
『らんまん』浜辺美波“寿恵子ロス”視聴者に送る、『文春オンライン』記事の正しい読み方
NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』がスタートしましたね。
“ブギの女王”こと笠置シヅ子さんの生き様も気になりますが、何といってもこの朝ドラは水谷豊と伊藤蘭の長女で、アキレス腱断裂と足首の剥離骨折からバレリーナを断念、故・塩屋俊さん主催の演技学校や米国の演技学校で感性を磨いた趣里に注目が集まっていると言えるでしょう。
度重なるケガにバレリーナを断念した失意の趣里は、おそらく生きる目的を見失っていた時期もあったのでしょう。
それでもやはりDNAなのでしょうか、“何かを表現したい”気持ちを塩屋さんにぶつけ、相当な覚悟がないと“親の七光り”~趣里の場合は両親ですから“14光り”になるのでしょうか~という呪縛から抜け出せないと悶々としていたようです。
そんな趣里に「お前は大丈夫だから頑張れ。女優を続けていけ」と後押しし続けた塩屋さんも、今朝は笑顔で見守っていてくれたことでしょう。
そんなニュー・ヒロイン登場の裏で、『らんまん』“寿恵子ロス”にもがいているドラマファンが私の周りには少なくありません。
いいオヤジが「あの笑顔で毎朝のスタートが気持ちよく切れたのに…」と恥ずかしげもなく口にしているのです。
そんな視聴者に朗報と言える記事が『文春オンライン』に掲載されていました。
“「顔に特徴がない」「不器用がすぎる」浜辺美波が乗り越えた2つのコンプレックス”
このタイトルを私なりに“翻訳”すれば、「個性がない」「芝居が下手」となりますが…。
この記事で私の文字を追う目が2度程止まったところがありました。
ひとつは「台詞は書いて覚え、役柄や設定を徹底的に体に染み込ませてから撮影に臨む」です。
ドラマにおいて端役ならいざ知らず、今や主演女優として過密スケジュールの浜辺が、本当に台詞を書いて覚えているのか…と思ったからです。
タレントの事を記事にする場合、どんな場合でも一応所属事務所には連絡をし、必要であれば原稿チェックもするものですが、浜辺の所属事務所はその中でも特に厳しいことで有名です。
まぁこの事務所に限らず、記者やアンカーが書いた原稿に、平気で「心がこもってない」とかの理由で「~です」を「~でした」に変えるよう言ってくる事務所はたくさんあるものです。
きちんと漏れのないようにレコーダーを何種類か用意して臨んだインタビューでさえ「こんなこと喋ってない」なんて言ってくる場合もあったりするんです…。
まぁグチは置いておいても、この記事を読んで、そんな記者のプライドがズタズタになる行為を久しぶりに思い出してしまいました。
浜辺美波が収録現場で口にした「本番まで取っておきましょう」に驚愕