NHK大河『どうする家康』の視聴率が好調のようです。文春砲をものともせず、数字を上げた『嵐』松本潤も、過去にはいろいろと女性関係の噂がありました。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんがそんな松潤の過去、現在、そして未来に姿に思いを馳せています。
『どうする家康』に続く『どうする嵐』『どうする松潤』の未来予想図は…
前回のNHK大河ドラマ『どうする家康』の視聴率は、芸能関係者の間で最も注目された数字でした。
オンエア3日前に『週刊文春』が、主演を務める『嵐』松本潤の撮影現場での傍若無人な横暴ぶりをリポートした記事が、どのように影響を及ぼすのかを固唾を呑んで見ていたからです。
『どうする~』は前々回、『ラグビーワールドカップ2023 フランス大会』日本vsアルゼンチン戦の影響をもろに受け、視聴率は2週ぶり4度目の一桁台7.4%、同番組のワースト第2位を記録してしまったばかりでしたから、この記事が更に悪い数字を記録させるようなことになったら、松潤の“台詞泥棒”なんて可愛い脚本変更を、腰を据えて局が対応しなければならなくなっていたでしょう。
そして発表された視聴率は、『週刊文春』の強力なネガティブ・キャンペーンを物ともせず、3ポイントも上げてみせ10.4%! 大河ファン、歴史物ファンなのか松潤ファンなのかはわかりませんが、頑張りました。
この『週刊文春』の記事を受け、SNSでは大きいのも小さいのも含めて関連コメントが溢れていますが、私が興味を引かれたのは『アサ芸biz』の“有村架純とは扱いが真逆! 松本潤、文春砲で思い出される「月9共演女優への冷遇っぷり」”という記事でした。
『週刊文春』には、松潤が有村にのめり込む余り、予算300万円で派生番組を作ってしまったというエピソードが書かれてありましたが、『アサ芸biz』では今から9年前の『失恋ショコラティエ』の現場でも、共演した有村に21本のお薦めDVDと2本のバラをプレゼントしていたことが書かれていたのです。
同じく共演者の水原希子がそれを見て「どうして私のことは祝ってくれないの?」と松潤に聞いたところ「架純ちゃんには未来があるから」と答えたというエピソードまで。
プロデュース能力に長けていると言われる松潤らしい答えだとは思うのですが、別の共演者女優にここまではっきりと言い返すだろうか…と私は少々疑問に思ってしまいました。
『失恋~』オンエアのほぼほぼ1年前、有村は『Hey! Say! JUMP』元メンバー、岡本圭人との“仲の良い友人同士の親密写真”が流出、否定もせずその騒動を自らのブログで謝罪する対応をみせていました。
そして同ドラマ終了直後には、今度は松潤が、噂の井上真央と“焼き肉極秘デート”を『FRIDAY』されています。
当時のジャニーズ事務所白波瀬傑副社長は、相次ぐスクープの“火消し”に都内を飛び回る破目になっていたことを憶えています。