経営者ならば経営を学ぶ必要がある。それは当然のことですが、効果的な経営の勉強方法はないでしょうか。無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』の著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんは、中小企業診断士試験の勉強をすることがその近道となる、という提案をしています。その理由とは?
経営について勉強する
1.経営を体系的に学ぶ
中小企業の経営者には、戦略を立てる能力や、問題を解決する能力が必要です。何もしなければ、経営力が衰えていきます。
大企業は、経営者だけでなく、周りのスタッフが戦略や解決策を考えてくれますから、安心です。ところが、中小企業はそうはいきません。経営者の能力次第です。
ですから、中小企業の経営者は、「経営」を学ぶ必要があります。もちろん、現場での実行そのものが、経営の勉強です。とはいえ、それだけでは体系的に経営を学ぶことはできません。何かいい方法はないでしょうか。
そこで、中小企業診断士試験の勉強をされてはいかがでしょう。この資格を取得するには、それこそ中小企業の経営についての体系的な知識が必要です。ここでは、次のような科目を学ぶことになります。
・企業経営理論
・経済学
・生産管理
・販売管理
・経営情報システム
・経営法務
・財務・会計
・中小企業政策
いかがでしょうか。
これらが経営全般に必要な知識です。
それぞれの科目について、もう少し詳しく学ぶ内容を紹介します。