さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。
人生の「幸せのどん底」は48.3歳
日本における幸せな女性の特徴は、「未婚」よりも「既婚」、「共働き」よりも「専業主婦」、そして「子あり」よりも「子なし」である
年収が7.5万ドル以上になっても、幸福度は伸び続ける
経済成長と幸福度は関連がない
経済成長のマイナスの影響は、幼年期からの勉学にさく時間の増大
スターリング大学のクリストファー・ボイス博士らのイギリス全土の民間企業の就業者も含んだデータ分析
・もともと健康状態がいい人ほど管理職に昇進
・管理職に昇進した3年後にメンタルヘルスが悪化
妻が管理職だと夫の幸福度は低い
妻の幸福度は、夫が(1)管理職の正社員、(2)非管理職の正社員、(3)非正社員、(4)非就業の順になっていました
女性活躍推進法の施行によって、男性の仕事満足度は低下
「妻が高学歴」だと世帯年収が低い
女性も若い男性と結婚したほうが夫婦関係満足度が高まり、逆に自分よりも年上の男性と結婚すると、夫婦関係満足度が低くなっていた
年下婚のメリットは10年で消える
夫が長男の場合、妻の幸福度は低下しています。ただし、その影響は大きいとは言えません。むしろ、義両親との同居のマイナスが強く、夫が長男の場合の2・4倍の大きさです
じつは長男ほど学歴が高く、その結果として年収も高くなることがわかっています
妻の幸福度が夫よりも低い場合のみ、離婚確率が上昇する
弟がいる長女の場合ほど、STEM(科学・技術・工学・数学)の分野を専攻する割合が約7.4%低くなっていました
本書を読むと、メディアやインフルエンサーに影響されて人生を決めることのアホらしさを痛感しますね。
あなたを「都合の良い人間」に仕立て上げようとするあらゆる勢力から距離を置き、本当に大切なものは何かを見極める、良いきっかけになる本だと思います。
ぜひ読んでみてください。
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