なぜ、ここまで多種多様な缶詰が登場しているのか。
それは、「缶詰巻締機」というマシンが小型化され、比較的安価で購入できるようになったからです。
このマシンは、缶に自動でフタをつけることができるものです。
つまり、缶詰づくりの素人でも、缶詰を作ることができるのです。
従来、缶詰はメーカーに依頼して、作ってもらうしか方法がありませんでした。
しかも、生産ロットは数万個でなければ、発注できません。
しかし、自身で購入できるようになり、小ロット多品種の生産が可能となったのです。
自分たちで調理したものを手作業で缶に入れ、巻締機でフタをするだけ。
誰でも簡単に作業できるので、オリジナルの缶詰が気軽に作れるようになっています。
これは、強い味方になります。
お店で提供する料理の延長で缶詰を作り、しかも長期間保存できるので、販売機会が大幅に増えます。
いま、缶詰専門店もたくさんできているので、販売ルートの確保も難しくありません。
また、缶詰はパッケージやネーミングによって、高い価格をつけることもできます。
価格設定は慎重にすべきですが、お客さまが価値を認めれば、高くても買ってもらえます。
これで食品ロスも無くなり、経営の安定化に繋がるのではないでしょうか。
設備投資は少なく、繁盛の可能性は高く。
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