パエリアもチーズケーキも!? 進化系「缶詰」で食品ロスを減らせ!

 

なぜ、ここまで多種多様な缶詰が登場しているのか。

それは、「缶詰巻締機」というマシンが小型化され、比較的安価で購入できるようになったからです。

このマシンは、缶に自動でフタをつけることができるものです。

つまり、缶詰づくりの素人でも、缶詰を作ることができるのです。

従来、缶詰はメーカーに依頼して、作ってもらうしか方法がありませんでした。

しかも、生産ロットは数万個でなければ、発注できません。

しかし、自身で購入できるようになり、小ロット多品種の生産が可能となったのです。

自分たちで調理したものを手作業で缶に入れ、巻締機でフタをするだけ。

誰でも簡単に作業できるので、オリジナルの缶詰が気軽に作れるようになっています。

これは、強い味方になります。

お店で提供する料理の延長で缶詰を作り、しかも長期間保存できるので、販売機会が大幅に増えます。

いま、缶詰専門店もたくさんできているので、販売ルートの確保も難しくありません。

また、缶詰はパッケージやネーミングによって、高い価格をつけることもできます。

価格設定は慎重にすべきですが、お客さまが価値を認めれば、高くても買ってもらえます。

これで食品ロスも無くなり、経営の安定化に繋がるのではないでしょうか。

設備投資は少なく、繁盛の可能性は高く。

image by: Shutterstock.com

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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