ヨナ抜き音階の楽曲、調べてみれば他にもいろいろあるみたいでした。
たとえば童謡なんかでは
▼カモメの水兵さん
▼うみ
▼こいのぼり
▼お正月
▼赤とんぼ
▼蛍の光
演歌でも
▼北国の春
▼夢追い酒
▼リンゴ追分
▼箱根八里の半次郎
など、たくさんあるそうです。
現代の楽曲でも結構つかわれているみたいで
▼千本桜
▼夏祭り
▼にんじゃりばんばん
▼つけまつける
▼恋するフォーチュンクッキー
▼恋
などなど。
「ヨナ抜き音階」という言葉も概念も知らなかった私(鮒谷)は、もちろん楽曲を聞いても、そうした「構造」が今の今まで見えませんでしたが、音楽に詳しい人であれば、きっと曲を聞いただけで「これはヨナ抜きや!」とか分かるんでしょうね(多分)。
さらに、曲を作る人であれば、「今回はヨナ抜きでいっとこか!」とか思うんですかね(適当)。
いずれにしても、構造とか背景とかメカニズムを知らねば絶対に見えなかった世界が、構造を捉えらることによって初めて認識できるようになる、その一つの典型事例じゃないか、とこの番組を見て思ったわけですよ。
こうしたことは、音楽の世界に限らず、あらゆる世界において言えるわけで、どうせながら構造を理解し、より深く世界を捉えられたほうが、人生も楽しくなるでしょうし、能動的に仕掛けることもできそうだし、落とし穴にハマる危険の回避にも役立ちそうです。
そんなことを<NHKスペシャル 世界に響く歌 日韓POPS新時代>を見て、考えた次第です。
どこにでも学びと気づきのネタが落ちているものですね。
「日韓POPS新時代」のタイトルだけ見てうっかりスルーとかしなくてよかったです。
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