営業利益で「日本平均の20倍」を叩き出す企業キーエンスの営業マンが実践していること

 

さっそく本文のなかから、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

「仕事の結果」=「確率をいかに高めるか」

「確率」である以上、すべてをコントロールすることはできません。ですから、「何がコントロールできて(変数)、何がコントロールできないのか(定数)」を見極め、コントロールできるものにフォーカスをしていく

「行動の量を増やす」か「行動の質を高める」か

数字で「自分の行動」を見える化する

たとえば、「受注件数○件」を目標とする営業であれば、受注(結果)に至るまでの「DM→電話→アポ→面談→商談化」の各プロセスが「行動」になります。「採用人数○人」を目標とする人事であれば、採用(結果)に至るまでの「応募→書類選考→一次面接→二次面接→最終面接→内定承諾」の各プロセスが「行動」になります

数字から「行動の量」のボトルネックを見つける

では「行動の質」のボトルネックを見つけ出すには、どの数字を見ればいいのでしょうか。そこで、注目すべき数字が「転換率」になります

「行動の量」は原因が客観的に特定しやすいことから、「行動の量」と「行動の質」のどちらを優先的に着手すべきかというと、「行動の量」

自分の行動を見える化する3ステップ
1.ゴールを定量化する
2.ゴールに至るまでの行動を「業務プロセス」で分解する
3.分解したプロセスごとに「行動目標」を数値で設定する

振り返りは「1日」「1カ月」「3カ月」「半期」で行う

まずは「最上流のプロセス」の数字を優先して改善する

「ここさえ改善すれば、結果が“大きく”変わる点」はどこか?

「即効性」があり「効果的」な解決策を優先

同じくじょうご理論について書かれた『ザ・キャッシュマシーン』と併せて読めば、理解が深まると思います。

ザ・キャッシュマシーン

ぜひ、読んでみてください。

image by: Shutterstock.com

土井英司この著者の記事一覧

Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン 』

【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

print
いま読まれてます

  • 営業利益で「日本平均の20倍」を叩き出す企業キーエンスの営業マンが実践していること
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け