仕事に全振りのビジネスマンが経済も精神も余裕を持てないワケ

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仕事をしている時、あなたは仕事に自分の脳みその何パーセントを使っていますか? 無料メルマガ『【スキル×運】で年収1000万円を目指せ!』の著者・佐藤しょうおんさんは、仕事に全振りしてしまう人が成功しない理由を挙げています。

仕事に全振りはリスクがあるの。脳みそに余裕を持つ

あなたの脳みそを何について使っているのか?この対象のほとんどが仕事に振り向けられているのであれば、あなたの脳みそには余裕がないということです。は?仕事中なんだから、仕事に全振りするのは当たり前だろうって?

それじゃパフォーマンスは上がらないというか、上げられないと思いますよ。仕事なんて、いつなんどき状況が変化して、新しいことを考えなきゃならなくなるか分からないんですから。今やっている仕事に脳みそを全振りしていたら、状況が変化した時に、スッと思考を切り替えることができなくなるんです。というか、全振りしているのなら、状況が変化したことにも気付かないかも知れません。変化に気付くためには、脳みそのどこかに状況を見極めるための余力が必要ですからね。

むしろ仕事なんて、脳みその50%くらいを使ってやるのがちょうど良いくらいで、つまり脳みその半分は仕事以外のことを考える余裕があるべきなんですよ。ところが現代人の多くは、そういう脳みその使い方をしていません。なぜそう言えるのかというと、最近の人が社会人として考えるべき問題について、ほとんど思考を深めるということをやっていないからです。

みなさん、仕事についてはあれこれと考えているんですよ。どうやったら成果が出るのかとか、今抱えている問題はどうやったら解決するのかみたいなテーマについてはね。でも例えば、

  ▼ 政治家の世襲ってどこに問題があるんだろうか?

  ▼ アニメ以外に日本発で世界に売れるモノって何かな?

  ▼ 日本って豊かな国なの?貧しい国なの?

  ▼ 持家VS賃貸、一戸建てVSマンションの最適解は?

  ▼ 日本の地方ってこれからどうなるんだろうか?

こういう問いに対して、それぞれ10分くらいで自分なりの考えを他者に伝えられるレベルでまとめられますか?多くの人は、そんなこと考えたことないって言うでしょうね。だって自分の人生に直接関係ないですからね。私はこれは社会人として恥ずかしいことだと思いますよ。要するに自分の生活以外に興味がないってことであって、食うこととカネを稼ぐことで精一杯だってことですから。つまりそれが脳みそに余裕が無いってことなんですよ。

その姿勢で生きているから、いつまで経っても今生の人生の問題が解決しないんですよ。目先のことに脳みそを全振りしているから、いつまでもあれこれと苦労の種が消えないんです。これが人生のパラドックスなんです。

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