木内室長に悪気なし?「アスペルガー症候群」説が浮上
あらためてSNSやネット掲示板を確認すると、炎上中の環境省・特殊疾病対策室の木内室長に「アスペルガー説」が浮上しているようなのだ。先のネットメディア編集デスクが説明する。
「木内室長が現場で繰り返した『不手際、申し訳ありません』の謝罪ですが、あれってまったく心がこもっていないよねという点では、ほとんどのネット民が解釈一致しています。
ただ、あれは政治家や役人によくある責任逃れのテンプレート謝罪にすぎないのか?それともまたオレ何かやっちゃいました?レベルで、一体なぜ自分が批判されているのかすらわからない、悪気がない状態だったのか?が焦点になっています。
他者に対する思いやりや共感性がない、予定が少しでも崩れると動揺する、物事の優先度が理解できないなど、木内氏の行動が、いわゆる『アスペルガー症候群』の特徴に一致している、と指摘するネットユーザーが少なくないんですよ。
もっとも、これは医師の正式な診断ではなく、『木内氏って、なんとなくそれっぽくない?』程度の感想です。そのため、アスペルガーのほか、サイコパスではないか?いやこれはソシオパスだろう、といった議論が活発化しているのが現状です」(前同)
「アスペルガー症候群」は、厚生労働省が運営するe-ヘルスネットの解説によれば、現在は「自閉スペクトラム症(ASD)」の中に含まれる。
本記事では便宜上「アスペルガー症候群」の用語を用いるが、各種就労支援を行うLITALICOワークスの解説ページから一部引用すると、次のような特徴があるという。いずれも本人に悪気はないとされる。
- 相手の気持ちや意図を想像するのが苦手
- その場の雰囲気に沿った発言や、空気を読むことが難しい
- 人の話に共感しにくいことが多い
- 決められた手順やルールにこだわる
- 臨機応変な対応が苦手
- 特定の対象への強い没頭
こうしてみると木内室長は、水俣病の患者・被害者団体の方に対する「共感」がなく、制限時間3分間という「決められたルール」にこだわるあまり、懇談会の本来の目的を見失ってしまい、臨機応変な対応ができなかった――ということなのだろうか?
むろんネット民たちの素人診断であり、医学的な根拠は乏しいものの、なるほどそういうことか、と思わず納得してしまう“仮説”ではある。









