実はこのことは、社長にもいえるんです。社長って自分では、
- オレがいなきゃ会社は回らない!
って思い込むことが多いんですが、それはそのようなヤバい組織デザイン、機能デザインにしているというだけの話なんです。例えば、何かっていうと社長の決裁が必要な機能デザインになっているとかね。
本当に伸びる会社は、社長がいなくても売上げや利益が上がるんですよ。社長が陣頭指揮をし続けないと数字が出ないというのなら、それはまだ組織化ができていない甘ちゃんな会社なんです。ちなみに社長の仕事は陣頭指揮を執ることじゃなくて、早くその仕事をナンバーツーに任せられるようにして、自分は次のメシのタネ、つまり新事業を見つけることに注力することなんですからね。既にキャッシュカウ(おカネを稼いでくれる事業のこと)が存在するのなら、それは幹部以下の人たちに全部任せるのが正しいんです。
会社というのは、みんながそれぞれの役割を分担することで生産性を高めるのです。だから有事にも強いんです。そのような状態で、
- 私がいなきゃ会社は持たないのだ
なんて傲慢なことを言う人がいたら、すぐにその人を外して閑職に追いやってしまわなきゃならないんです。また上司的には、この人がいなかったら仕事が回らないぞという組織や機能を見つけたら、すぐに誰にでもできるように組織か仕事を手直ししなきゃならないんです。
ってことは、あなたの代わりもいるということなんですから、いつ外されるか分からない、いつ閑職に追いやられるか分からないということなんですから、そうならないように次の一手を打たなきゃならないってことですよ。それはいつ外されても大丈夫なように準備をしておくということですよ。このマインドを持っている人は、会社に依存しないで生きていけるのです。
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