2.この時期、カルト思想を持つ団体や悪質マルチ商法の勧誘には気をつける
この時期に気をつけなくてはいけないのは、5月病と言葉もありますが、悩みに付け込む悪質商法です。
特に学生や新入社員などの騙しの知識のない若い世代を狙って声をかけてくる傾向があります。それはカルト思想を持つ団体だけでなく、悪質なマルチ商法も同じです。
私も大学4年生の時に、旧統一教会の布教を隠したバレーボール大会や教義を教え込むビデオセンターに誘われたのが、この時期でした。
「正体を隠して近づく」これが、旧統一教会の手口における肝になります。ネット上におけるステルス信者の存在もそうですが、長年してきたことですので、今後も様々な形でし続けると思います。
「私は統一教会員(食口)です」とはっきりと名乗らずに活動することは、関連団体も同じです。おそらく多くの方が、今回の報道によって、世界平和女性連合、天宙平和連合(UPF)、様々な自治体がかかわったピースロード(自転車イベント)などが教団の関連団体であることを知ったのではないでしょうか?これらの団体は旧統一教会の教祖文鮮明の提唱によりスタートしており、その内部にいるものたちは教団の信者です。
旧統一教会の信者らが常に考えているのは「布教活動」です。
私の信者時代にも、この世(サタン世界)の人々を救う(信者にする)ために、アベル(教団の上司)を通じて「最低、霊の子3人は立てなさい!」と信者獲得への発破をかけられました。
これは教義にもとづいての活動です。つまり、その目的を心に抱く人たちですので、形は教団の関連団体であっても、「タイミングがあれば布教をしよう」ということをまったく頭に入れていないはずがありません。
悩みを持ちがちなこの時期ゆえに、旧統一教会への注意だけでなく、それ以外の様々なカルト団体や悪質マルチ商法からの正体を隠して近づく誘いに注意をする必要があります。
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