ジム・ロジャーズ氏「最後の米株ラリーを経て世界恐慌は2025-26年、私の生涯で最悪の事態になるでしょう」ダウ史上最高値からの暴落を回避するQ&A

 

「どこかに必ずチャンスがある、それを見つけ出すんです」

読者からの質問

日銀が算出する「円の実質実効為替レート」の推移を見ると、最近の円の購買力は1970年代前半とほぼ同レベルで推移していて、変動相場制移行後の最安値である2015年6月とさほど変わらない水準にまで低下しています。私は円で収入をもらって海外に住んでいるため生活が苦しいです。下りのエスカレーターに乗っているようです。収入や資産を維持するためには、日本人はどうすればよいでしょうか?

ジム・ロジャーズ氏の回答

引っ越すことです。この相談者はもうやっていて、海外に日本の会社を作っているようだね。それで、彼らはまだ給料を円で受け取っているということですね。

あなたの会社は問題を知っているんでしょうね。彼は問題を把握する必要があります。

そして解決策として、従業員がより多くのお金を現地通貨で稼ぐ必要があります。

日本では人口が減少し、負債が増加しています。そして、それはどの国の通貨にとっても良いことではありません。だから、事実を直視しなければなりません。そして多分、調整が必要でしょう。別の会社で働く、別の国で働くなどです。

日本には多くの利点があります。それに対処する必要があります。そして何をすべきかを考える必要があります。そして多分、その解決策は、あなたの人生で何かを劇的に変えることです。

私はあなたやあなたの技術についても知りません。でも、どこかに必ずチャンスがあることだけは知っています。そしてそれを見つけ出すんです――

「トランプが大統領になれば、株式にとって最後のラリーになる可能性が高い」

今回の記事は、メルマガ『世界三大投資家ジム・ロジャーズの「Make Japan Great Again」』2024年5月5日号を一部抜粋、再構成してお届けした。 ジム・ロジャーズ氏はその後、5月19日号(最新号)で「トランプが大統領になれば、株式にとって最後のラリーになる可能性が高い」との見解も示している。 これらの全文は、5月限定の初月購読料無料キャンペーンで今すぐ読むことができるので、ぜひこの機会にご高覧いただきたい。

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ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び世界三大投資家と称される。1942年、米国アラバマ州生まれ。イェール大学で歴史学、オックスフォード大学で哲学を修めた後、ウォール街で働く。1970年代に ジョージ・ソロスと クォンタム・ファンドを設立 し、 10年間で驚異的なリターン を上げる。37歳で引退した後、コロンビア大学で金融論を指導する傍ら、テレビやラジオのコメンテーターとして活躍。株式や債券・為替など金融市場への造詣が深くその投資判断に大きな注目が集まる。

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【著者】 ジム・ロジャーズ 【月額】 5,500 円(税込) 【発行周期】 毎月 第1日曜日・第3日曜日

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