宅配寿司を年に10億も売る企業が見誤った「値上げ」がモロに響く客層。下限商品の撤廃はなぜ失敗したのか?

 

■「金額キープのためのネタ変更」は注文数に影響するか

さて、上記にてBtoBでは領収書上限がある為、そこの金額はキープすべきと書きました。

しかしそれをやると寿司の場合、同じネタで出せる訳がないですよね。

そのため、ネタ自体を変える必要があります。

例えば下限が税込1,200円強だと思います。そうなると寿司のネタの数としては、握りが7貫と手巻きが複数になります。

これの内容がやはり変わってきました。

  • 鉄火巻→カッパ巻
  • 鰻→煮穴子
  • 鯛→サーモン

などアイテムの1/3くらいが変わりました。ではそれで注文数に影響があったのか。

結論はなし!やはりこの領域は「価格ありき」なので、そこに合致していれば問題ないという認識です。

■なぜ宅配寿司のチラシは常にポストに入っているのか

さて、寿司宅配はチラシが常にポストに入っていると思います。

実際、コロナ禍の時は入れれば入れるほど、売上も利益も上がるという凄い時期でした。

商圏設定にもよりますが、1店舗で毎月50,000部を入れるなんてざら。この時に有効顧客数が一気に増えました。

ただ。

チラシが本当に販促で有効なのか?これはケースバイケースです。

まず「寿司宅配」というジャンルは既に成り立っています。

そのため、後発参入の場合は「認知」を高めるためにオフラインの施策は重要。

ただ認知も高まってくると、もちろんチラシの反響率も高く出ます。

しかし、

  • シェア1位を確保している
  • 競合がそんなに販促をやらない

このエリアにおいてはチラシをやめて、結果的に利益の方が良くなりました。

もちろん別途CRMは走らせているので、常連様の離脱は防ぐようにしています。

では販促はどうしたか?で見ると、リスティングに投下した感じです。

シェアアップまではチラシも必要。しかしその後はケースバイケースで止めても問題ないことが多い。

この辺りはポイントになります──(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2024年6月3日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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