記憶力の衰えが指摘される馬場伸幸・維新代表が、約1週間ぶりに大炎上。住民投票で過去2度も否決された「大阪都構想」に三たびチャレンジするという馬場氏は、なぜ終わった話を何回も何回も蒸し返すのか。巷では「認知症説」がまことしやかに囁かれる始末。あの「重大疑惑」にも再び関心が集まっている。
馬場維新代表、三たびの「大阪都構想」で空気が読めない老害を体現
日本維新の会・馬場伸幸代表が、約4年ぶり3度目となる「大阪都構想へのチャレンジ」を表明し、四方八方から“想定内”の猛批判を浴びている。
すぐにバレる嘘をつくペースをここにきて加速させていた馬場氏が10日、関西テレビの独自インタビューに「大阪都構想を完全にあきらめることにはならないと断言しておきたい」と答えたのが発端。
維新の「大阪都構想」は、過去2度にわたって大阪市民の住民投票で否決されたもの。だが馬場氏はインタビューで、投票結果から賛否はほぼ五分五分であり、住民からは今も都構想を望む声があると説明。「今、大阪がうまくいっているのは、大阪府知事、大阪市長いずれも維新の会がお預かりしていることが大きな原因」と自画自賛したうえで、府市の協力を担保するために「大阪都というまったく別の入れ物を作らなければならない」とぶち上げた。
この馬場氏の“三度目の正直”に対し、橋下徹・元大阪市長はXで、「大阪都構想への3度目の挑戦には賛成だ。しかし今の古い政治のやり方を続ける維新国会議員には大阪都構想には触れられたくない」と、あとから手のひらを返す余地を十分に残しながら賛同を表明。
さらに、松井一郎・元大阪市長もXで、「僕も都構想の実現を願っている、だからこそもう一度チャレンジするなら、都構想住民投票議案提出者となる知事市長と議案を審議する府議会市議会議員が都構想にチャレンジする公約で信任されるべきが僕の考え方、昨年の統一地方選挙では都構想再チャレンジは維新の公約に無い」と、ややこしいおっさんに特有のまわりくどい賛意をあらわした。
際立つ「記憶力の衰え」、馬場代表が1週間ぶりに火だるま大炎上
馬場代表は今月4日、蓮舫氏を「雨にも濡れず演説」と批判したさいに特大ブーメランをもらってしまい、危機的な記憶力の衰えを有権者らに指摘されたばかり。
また、2015年には橋下徹氏が、2020年には松井一郎氏が、大阪都構想「否決」の責任をとる形で大阪市長を退いているだけに、ご両名によるSNSでの“援護射撃”も効果は限定的だ。維新内の内ゲバなど知ったことではない有権者からは、ひっくるめて「また維新か」の声が多数あがっており、
《さすがにしつこい。住民投票もタダちゃうねん》
《大阪都構想?手前さんのポケットマネーでやってくださいな》
《勝つまでやめない老害ムーブ。馬場と麻雀したら鬱陶しそうw》
《住民投票は僅差だったっていうけど、もし僅差で賛成が上回ったら、維新は反対派の声なんて無視するんでしょ?》
《馬場氏のは「チャレンジ」じゃない、単なる「イチャモン」だよ》
《やるにしても4年ぶり3度目は頻度が高すぎるわな》
《万博失敗の批判そらしに都構想詐欺がぴったりなんよ》
《よしむらちじ は ようすをみている……》
など、ぐうの音も出ない「馬場批判」「維新批判」だらけの四面楚歌状態となってしまった。