「AIゆりこ」の多様性をはばむ「連合」芳野会長と旧統一教会の影
「AIゆりこ」に短期間で追加実装するのは無理とのことだが、念のため“性転換”や“ふたなり”ついて、もう少し詳しく教えてほしい。
「まず性転換とは、生物学的な性別が変化すること。ヒトにおいては、本人の性自認にあわせて男性から女性に、あるいは女性から男性に性別を変える医療行為があるのは周知のとおりです。また“ふたなり”とは、いわゆる両性具有(アンドロギュヌス)のこと。男女両性の生物学的な性質を兼ね備えた状態を言い、自然界にも低確率で存在します。その中で“ふたなり”はややカジュアルな表現で、アニメやマンガの同人誌界隈では、男性キャラに女性の身体的特徴を追加したり、女性キャラに陰茎を生やしたり、というジャンルを指す場合もあります」(ネットメディア編集デスク)
小池氏の卒業証書は、なぜか性別が男性になっていたという。この“不具合”に対応するには、「AIゆりこ」の性別のほうを変える必要がある、ということか。
ただ、AIモデルの性別変更は、そこまで困難を伴う追加開発とは思えない。「AIゆりこ」が突然、脱ぎはじめることはないはず。ならば、単に新しい性別を宣言するだけでいいのではないか?個人の自由が尊重される今のご時世、それで都民から反発の声があがることはないだろう。
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「技術的な観点からはそうでしょう。でも今回の都知事選では、連合の芳野友子会長が蓮舫氏を叩き、小池氏を支援している状態です。そのため、『AIゆりこ』に性別変更や性自認といった“多様性”の概念を追加するのは不可能とみられています」(前同)
「連合」こと「日本労働組合総連合会」といえば労働者の味方だったはず。その芳野友子会長のせいで『AIゆりこ』の“多様性”が否定されるとは、一体どういう意味なのか?
「最近の『蓮舫叩き』の動きをみればわかるように、この芳野氏という人物は共産党叩きに強いこだわりを持っていますが、自分に異議を唱える者たちは全員“左翼”であるとする、そのカルト的二元論に支配された“エセ反共産主義”の源流と人脈をたどると、旧統一教会に行き着くんですよ。旧統一教会や、そのフロント政治団体にあたる勝共連合は、政治思想的に“ふたなり”はおろか、選択的夫婦別姓制度にすら猛反対している。彼らが支持する自民党が多様性を否定し差別発言を繰り返すのも、これら団体や日本会議の思想が強く影響しています。そのようなバックグラウンドを持つ連合の芳野氏から支援を受けている以上、小池氏が『AIゆりこ』を性転換したり“ふたなり化”したりは絶対にできないでしょう」(前同)
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「AIゆりこ」をもってしても、学歴詐称疑惑の潔白を証明するのは難しいということか。こうなったら小池氏は、もう1度じっくりと、カイロ大学の卒業証書を有権者に見せるしかないのではないか。卒業証書の都議会提出を拒むから疑われるのだ。
最後に、弊サイト記事「小池都知事の学歴詐称問題を朝日新聞が『報じたくない』ワケ」より、元全国紙社会部記者の新 恭氏による重要な指摘をご紹介しておこう。
本来、政治家は実力で評価されるべきであり、学歴などどうでもいい。だが、小池氏の場合は「日本女性初のカイロ大学卒業生」という稀少価値を売り物にして、マスコミ界や政界を駆け上ってきたのだ。
それがウソだとしたら、これまで、彼女の言うことを真に受け、せっせと虚像をつくり続けてきた新聞、テレビの責任はどうなるのか。