前回の記事で右脳を活性化させると何が起きるのか、その方法を語っていた無料メルマガ『【スキル×運】で年収1000万円を目指せ!』の著者・佐藤しょうおんさん。今回は、さらに簡単にできる「右脳に仕事させる方法」を伝授しています。
右脳が活性化すると・・・
前回は、身体を限界まで動かすと右脳が活性化するという話をしました。
私の場合には18歳から22歳くらいの頃にバイクを乗っている時にその感覚を頻繁に感じました。身体の動きとバイクの挙動、交通の状況全てが地球と一体になって、全てがワンネスになったような感じでした。この感覚が立ち上がる時には不思議と信号には捕まらないし、前方のクルマの動きが完璧に予測できるし、なぜだか後ろにも目が付いていて全体のことが見通せる感覚もしました。そしてこの時にはアタマでは何も考えていないんです。完全に空っぽな感じで、ノイズがなく、澄んだ気分が続きます。
宮本武蔵はこの感覚を、「観の目と見の目」と言っていました。観の目とは場を観る目で、見の目とは戦っている相手を見る目のことです。
この観の目の時の感覚があまりにも気分が良くて、これを再現させるためにバイクに乗っていたようなモノです。ところがこの感覚が立ち上がるのは3日か4日に1回くらいで、なかなかこうならないんですよ。競技スポーツで大きな大会に出場したレベルの人なら分かりますよね?この感覚。
そしてこの感覚になった時に良いタイム、良いパフォーマンスが生まれるわけです。だからこれをいつでも再現させたいと考えるんですが、考えれば考えるほど上手くいかないモノなんですよね。
ビジネスの場面ではそこまでハイレベルな状態にならなくても、十分にパフォーマンスは出せますよね。毎回世界新記録を目指しているわけじゃないんですから。そのレベルなら、左脳から右脳にバトンを渡せたらOKなんです。そのために、身体をできる範囲で全力で動かすのです。
とはいっても、バーベルを持ち上げろとか、腕立て伏せを100回やれと言っているんじゃありませんよ。もちろん肉体的にハードなことをやるのもアリなんですけど、そんなことをやらなくても、何かの動作で
あなたの限界を超える
ことができたら、左脳から右脳にバトンが渡ってしまうんです。