トヨタという“日本の病巣”を国税OBが告発! 株価以外すべて破壊「日本人の給料を下げ続けたトヨタ」失われた30年の真実

 

トヨタの開発トップが中国企業へ引き抜かれる

トヨタの社員を大事にしない低賃金政策は、トヨタ自身の首を絞めることにもなっています。

2021年にはトヨタのカムリの開発者責任者が、中国の自動車メーカー「広州汽車集団」に引き抜かれたという報道がありました。

日本企業の最高峰の技術者が、中国企業に転身したということです。

このカムリの開発責任者は、「広州汽車集団」の製造部門のトップに据えられました。

カムリというのは、現在のトヨタを代表する車種であり、アメリカで16年連続売上1位を記録した世界戦略の主力車です。

このカムリが2017年にフルモデルチェンジをしたときの開発トップが、中国メーカーに移ったのです。日本としては大変な損失と言っていいでしょう。

実はバブル崩壊以降、日本の大勢の技術者たちが韓国や中国の企業に引き抜かれました。

韓国や中国の工業が、この2~30年で急激に発展した背景には、日本人技術者の存在があるのです。

日本人技術者が、中韓企業に移った最大の理由は、日本での賃金が低すぎたことです。

そして、日本人の賃金低下の大きな原因として、トヨタの「低賃金政策」があるのです。

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