週1回書くだけのカンタン家計簿。貯金ができない人も月1万円以上貯められる方法はね…

2024.08.18
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※本記事は2020年10月9日に公開された記事を再編集して掲載しています。
Text and Photographed by マツザキ

突然ですが、就活の履歴書欄にも「趣味:貯金、記帳」と書くほど学生のころからずっと貯金が大好きでした

もちろん、管理するための家計簿を付けているんですが、結構コレが面倒くさいと思われがち。

でも、じつは私、ひとこと日記ですら3日も続けられないくらい飽き性なんです。

そんな私がなぜ家計簿をつけ続けることができ、毎月欠かさずに貯金ができるのか……畏れ多いですが紹介させてください。貯金できない! なんてもう言わせません。

家計簿に記入するのは週に1度だけ

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家計簿といえば、フォーマット化されたモノやアプリもあるのですが、私が使っているのは無印良品のスケジュール帳」と「アプリ」のみ

ツールを分けているのにはもちろん理由があって、スケジュール帳は主に生活費を記入し、アプリには自由費(娯楽、服、雑貨など)を記録するためです。自分が把握できれば十分なので、もちろんどちらかに集約するのも◎。

なぜ、アプリに集約しないのかと言うというと、スケジュール帳は続ければ続けるほど見返しやすいし、「〇か月続いた!」という達成感を得られるため、単純にモチベーションをキープできるから。

大人になるにつれて、いろんな面で達成感が得られにくくなってきましたし……。

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ピンク:食費 青:日用品費 黄色:光熱費、一番左の枠は週合計

そんなことを踏まえ、スケジュール帳は予め1か月分の枠が設けられていてラクだし、手を動かして「書くこと」もできるので、継続させる第一歩のアイテム

使い分け方がわかったところで、さっそく、家計簿に記入していきます。

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面倒くさいので、記録は買い物のたびにやりません

ただし、レシートはしっかりと保管しておくことが重要です。

流れを説明すると、

① レシートは全部もらう
② 週に1回まとめて記入する [所要時間:10分] ③ 月の最後の日に支出合計を計算

週に1度記入するということは、月に4回この作業を行うだけで、家計簿がつけられるというわけ。あれ、始められそうじゃないですか?

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もし、これだけじゃ物足りない、もっと細かく見たいというのであれば、何を買ったのか分析してみるのも◎

日付だけではわからない「あれ、なんでこの日出費多いの?」という疑問も、「米買った日だからか!」なんてすぐに解決できます。わざわざレシートを引っ張り出すのも面倒ですからね。

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すべて2人分の生活費

私の場合は、「コレを買うと出費が多くなるもの」を食費の中でも項目にして分けています。

見てわかる通り、「おやつ」や「外食・酒」の項目を設けているので一切我慢はしていません。食べたいものを食べるし、飲みたいものを飲みます。

とっても飽き性で面倒くさがり屋な性格でも、長期的に続けられているのはこのような内容だったからでした。

給料日が来たら、口座から全部下ろす

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家計簿を記入したからと言って、貯金ができるわけではありません。

まずは、毎月固定で支払っているものを把握する必要があります。

家計管理するうえで最も大事だと思っているのが、「収入と支出を把握すること」。

当たり前と思うかもしれませんが、これが案外できていないところなんですよね。

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そのために私がやっているのは、給料日に収入が入る口座から全給料を下ろすこと。

そこから、固定費(=毎月固定で支払っているもの)と変動費(=カード支払いとします)を引いて、残ったものを自由費(=娯楽など)として設定しています。

なかなか文字で見ると面倒くさいと思われる作業ですが、自分の支出を知ることがとても大切です。

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家賃~日用品までは2人分の生活費の一人当たり

ちなみに、固定支出と変動費あたるものは、私の場合こんなかんじ。

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無印良品「ポリエステルパスポートケース・クリアポケット付」を使用

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無印良品 「片面クリアケース」を使用

給料を全部下ろしたら、固定支出・変動費・自由費用に分け、自分がわかるようケースに入れて、支払い時にケースごと持っていけばOK。

貯金は必ず「前取り」

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前述している給料日の仕分け作業において、大切なのが「前取り貯金」をすること。

たとえば「毎月1万円以上貯金をする」と決めれば、必ず前取り貯金をします。貯金用口座を設けると、貯まっていく様子が確認できて、記帳することがモチベーションアップにつながります。

もし、支出的にも余裕があるのであれば、設定金額を挙げてみてもいいかと思いますが、何よりも自分に負担の無い金額を設定するのが大切です。

結局、「今月足りないから抜いちゃおう」なんて思うと、貯まりませんからね。

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ちなみに、生活費は予算を設定しているので、予算内でやりくりできれば必ず余りのお金が出てきます。わずかな金額でも“塵も積もれば山となる”の精神で貯金!

もちろん、自由費が余ればそれも貯金の足しにすればOK。

というわけで、必ず1万円以上貯金できることになるんです。

「クレジットカード決済=来月の支払い」という考えはやめる

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image via Shutterstock

浪費家の最大の問題はクレジットカード支払いだと思っています。「来月の支払いだし大丈夫」という考えがあるとついつい甘えてしまうんですよね。

私の場合は、「クレジットカード決済=現金と同じ」と考えてカードを使っています。

だから、クレジットカード決済にしたときは、自由費から現金を抜き「翌月準備金」と設けているケースに移しています。

来月の自分からすると、「先月の自分ありがとう!」なんて小さな喜びも感じらるので、とてもオススメ。

やらないより、まずやってみる

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今回紹介したのはいろんな家計管理を試してきたうえで、私的に一番いいと思っている方法をご紹介しました。

そりゃもちろん、読んだだけでは面倒くさそう、続かなさそうと思ってしまいますが、それはやる前だから。

実際にやってみるとあれこれ工夫したくなって、自分なりのルールが確立されていくかもしれません。

もう一度言いますが、ひとこと日記が3日も続かない私でも続けられているので、ぜひ自分のペースで負担のないように、レシートを記録するところから始めてみてはいかがでしょうか。

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提供元:ROOMIE

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