私が夜型になったきっかけは“パソコンゲーム”だった。
ゲームは小学生の時から好きだった。中学の時にゲーム用のパソコンを購入。これが原因でゲーム中毒に。とくにRPG(ロールプレイングゲーム)にハマった。
RPGは次の経験値を積まないと次のステージには行けない。どうしても時間がかかる。だから夜遅くまで起きてモンスターを倒すしかない。
こんなことをしているうちに深夜の12時、1時、2時と遅くなる。万年睡眠不足に。これが原因で身長は止まったと思われる。
しかもこの生活が高校になっても続く。高校の時は深夜のテレビを見たり、音楽を聞いたりしていた。
その時からずっと“夜になると頭がさえる”という体質が染みついていった。
大学になってからは、時給が高いということで“深夜のバイト”をスタートさせる。
これが夜型をさらに加速化させる。まあ、学生なのでこんなものだと思うが。
その後、ハウスメーカーに入ってからも“深夜の2時過ぎまで晩酌する”という悪習慣を続けていた。これが次の悪習慣の元になるのだが・・・
お酒の悪習慣はこのあと説明するとして“深夜型のキャリア”は筋金入り。
中学3年間+高校3年間+大学4年間+社会人7年間の“17年間続いた夜型生活”も続いたのだ。これは手ごわい。
30歳になるまで「何があっても朝型になることはない」と思い込んでいたものだ。
それが営業レターによって残業時間が短縮。どんどん早く帰れるようになった。晩酌の時間も10時には終わるように。寝るのも早くなる。
このころから“まあまあ普通のサイクル”に入っていった。
その後ハウスメーカーで4年連続トップ営業スタッフになる。そのうち3年間は定時帰り。出勤前のブログ更新が楽しみに。このころから朝の6時くらいに起きていた。
それから会社を辞めて独立。当時、娘は1歳だった。私が寝かしつけ担当に。
そのころから“夜の9時に寝て朝4時に起きる”という生活が始まった。
やってみたらとにかく凄い。どんどん仕事が進んでいく。このメリットを味わってから朝型がやめられなくなる。もちろん今で続けている。
朝型に変わり始めたのは30歳のころ。しかし完全にマスターしたのは35歳を過ぎてから。身につけるまで5以上かかった。これだけでも私にとっては革命だった。
この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ








