中国の高級ミニバン市場はトヨタ vs BYDの様相。軍配はどちらに上がる?

 

中国での販売具体

アルファードがやや販売を下げているものの、それでも毎月1000台以上をコンスタントに販売している。

これにはずっと長年月販2000台を続けていた基礎がある。

LMも多少の波はあるが、200台平均での販売が続いていると漠然と考えていたところ、足元では300台を超えるのも珍しくなくなった。

弱含む仰望U8

一方のU8はどうか。2024年1月、1714台を販売している。この時はアルファードも2400台となっており、両者の差はまだ大きかったものの、U8の今に至るまでの最高月販だ。

2024年3月に1000台を超えた後、U8は1000台を大きく下回るレベルで推移、2024年8月にはとうとうLMに抜かれた。

今後もこの傾向が続くかどうかは不明だが、仰望が弱含んでいるのは間違いない。

仰望に残された時間は

もちろん超ラグジュアリーが浸透、存在感を示すようになるには気が遠くなる月日が必要なのは言うまでもない。

仰望は販売開始まだ1年に満たない。これからのブランドであることは間違いないが、中国は「巻き」の時代。

どこまで時間の猶予が許されるかは、市場環境に大きく左右されることになりそうだ。

出典: https://www.autohome.com.cn/2107/#pvareaid=6861421

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image by: Teddy Leung / Shutterstock.com

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