スピーチコーチが注意喚起。「簡潔に話すこと」に潜む“落とし穴”とは?

 

確認することで、誤解を防ぐ

指示を出したら、その場で確認するのも大切です。

「これで皆さん、やるべきことがクリアですか?」

と問いかけたり、簡単に説明を復唱してもらったりすることで相手の理解度を確認しましょう。

このワンクッションがあるだけで、互いに大きな誤解を防ぐことができます。

相手がどこまで理解できているかを確認する手間を惜しまない。簡潔な中にも明確さを持たせることが、成果を左右するカギですね。

まとめ

簡潔さは効果的ですが、時に「伝わらない」原因にもなり得ます。

簡潔に話したら、その後に具体的に確認するプロセスを持つ。

次に会議で指示を出すとき、少しだけ言葉を止めて、「これで全員が理解しているかな?」と確認してみてください。

そこからコミュニケーションの質が大きく変わりますよ。真に伝わるコミュニケーションのポイントなのです。

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清泉女子大学英文学科卒後、大手印刷関連会社で勤務。その後、ジャズボーカリストの夢を叶えるが、挫折。外資製薬会社に転職しマーケティング部でハードな業務に取り組む中、外国人のスピーチやプレゼンに多く触れ、日本人リーダーの発信力向上の必要性を痛感。30年以上に渡る声の経験にマーケティング、イメージコンサルティング、コーチング、リーダーシップ各論を掛け合わせ、2011年「ボイスイメージ®コンサルティング(VIC)」メソッドを開発して独立。業務で聞いたクライアントのスピーチプレゼンの数は1万回以上(延べ数)。顧客の可能性を引き出すスパルタトレーニング、わかりやすい理論と分析、柔軟に対応できるコンサルティングを得意とする。

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