天性の盗撮魔にとっては、ユニクロこそが「理想の職場」?
ユニクロの店長職は激務だが待遇面は比較的恵まれており、年収レンジは500~1500万円とも。人数は多くないが、一部の“スーパースター店長”ともなれば、これを超える高給を取る者もいるという。
渋谷ハロウィンより
東京・豊島区ユニクロ怖いユニクロ店長が試着室で客の女子中学生をスマホで盗撮の疑いで逮捕
高橋昂平容疑者(35)
「下着を見たい気持ち抑え切れず」
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男はインナーやズボンを試着する女性客ばかりを狙って押収されたスマホからは店内で撮影したとみられる44本の動画 pic.twitter.com/XFF4JnHNMO— ガッテム竹内(元ハガキ職人)in音漏れ隊 (@gtt214214214) October 31, 2024
そして、警察に連行される高橋容疑者の様子からは、女子中学生や女子高校生をつけ狙う「盗撮魔」の素顔はまったく見えてこない。いかにもアパレル店長然とした、清潔感ある男性という印象だ。女性に「モテる」かどうかは知らないが、少なくとも嫌悪感を持たれるタイプではないだろう。
「高橋容疑者は表面上は、いわゆる“チー牛”ではなくフツメンですし、アルバイトではなく責任あるポジションを任された超大手企業の正社員でした。だからこそ、この事件は私たちを不安にさせるのではないでしょうか。天性の盗撮魔である高橋容疑者が“狩り場”としての試着室を求めて、ユニクロの店長職に辿り着いたのだとしたら……と」(前出のネットメディア編集デスク)
歪んだ性的欲求を満たしたい一心で小学校教諭をめざすロリコンのように、高橋容疑者も“盗撮がしやすい職場”としてユニクロを選んだのだろうか。だとすれば、客の側が自分の身を守るのは至難の業だ。
ユニクロを展開するファーストリテイリングは10月31日、事件に対する声明を発表。被害者本人や客に「多大なご迷惑とご心痛をおかけいたしました」と謝罪したうえで、「防犯カメラを含めた店舗設備の見直しや従業員教育の徹底等、必要な対策を速やかに講じて」いくとの方針を明らかにした。
ただ、現場責任者たる店長が犯罪をおかした今回ばかりは「従業員教育の徹底」という定型句に疑問符がつく。どこまで実効性のある対策が取れるのか。日本中のユニクロファンが固唾をのんで事態を見守っている。
image by: Nami Uchida / Shutterstock.com