たった33歳で日本人最年少ビリオネアとしてランクインした男性は「何を」「どう」考えているのか?

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たった33歳でビリオネア(10億ドル以上の資産を持っている人)を達成した日本人がいます。今回、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』著者・土井英司さんが、そんな異能の男性が書いた「思考法」についての書籍を紹介しています。何が私たちと違うのでしょうか?

【33歳、日本人最年少ビリオネアの思考法】⇒『効率化の精鋭』

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効率化の精鋭
佐上峻作・著 朝日新聞出版

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、2024年に、Forbesの「世界長者番付」に日本人最年少ビリオネアとしてランクインした、M&A総合研究所代表取締役社長、佐上峻作さんによる一冊。

M&Aのような職人芸の世界にも徹底した効率化を持ち込み、圧倒的な生産性を実現。AI×DXで年収2800万円企業を実現した著者の頭の中にある効率化の思想とは何か。

これはアナログ世代には、ちょっと刺激的な本かもしれませんね。

著者は本書の中で、「効率化に必要な3つの思考法」を紹介しています。

3つの思考法とは、以下の通り。

(1)時間思考 徹底して時間を大切にする
(2)数字思考 徹底的に数値化して考える
(3)全体思考 徹底的にチームで協力する

本書では、この3つを実現するために、同社がどんなシステム、ルールを用いているかを紹介しています。

・会議は1回「15分」
・喋らないなら出席しない
・上司を「断る」カルチャー
・資料は「その場」でアップデート
・「アイデア出し」で集まらない

金や時間をかけるべきところには徹底的にかけ、そうでないところは徹底して省く。

タイトル通りの効率化経営、その実態が書かれています。

M&A事業だからできる部分もあるとは思いますが、そうでなくても見習うべきところは多いと思います。

真の効率化は、常識を疑うことでしか実現しないと思っていますが、その通り、常識を疑いまくる経営でした。

若い世代の価値観を知る意味でも、彼らに喜んで働いてもらえる環境を作る意味でも、ぜひ参考にしたい内容です。

個人がこれを読んで奮闘しても徒労に終わるだけなので、これは会社全体で取り組むべきことでしょうね。

経営者、マネジャーは、ぜひ読むことをおすすめします。

さっそく、本文の中から気になる部分を赤ペンチェックしてみましょう。

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