スピーチのプロが違和感を覚えた「与野党協議」ノーカット動画“テーブルの高さ”

 

また、会場が、会議室というよりは、応接室みたいな感じだったんですね。

気になる。

コミュニケーションにおいては「場」が影響しますからね。

今回の場所は、丸テーブルをいくつかつなげて円卓のようにしようとレイアウトしてあり、その周りに立派なソファー的な椅子のようなものがありました。

そこに座って議論されていたわけです。

でも、テーブルの高さが、低いんです。膝の高さなんです。

すると、テーブル上に置いた資料をめくったり手に取ったりするには、低すぎる・・・・

つまり、話している最中のメモしたりするっていう行為には向かない。

よって、議論の場というよりはリラックスした雑談の場になってしまうのでは>

会社に置き換えると、そこも気になりました。

それから、会議時間の設定について。

昨今、短い会議時間を設定する会社も多いですよね。

以前、

・全ての会議は30分単位

・結論のない会議は会議ではない、雑談である

と決めている会社を見たことがあります。

つまり30分以内で検討し、結論を出して実行するからこそ、会議の意味がある!という考え方。

確かにその会社は非常に実行力が高く、どんどんと成長されています。

民間企業は随分前からこういった会議の仕方、あり方から工夫を凝らし、ビジネスで結果を出そうと努力していますよね。

会議時間中にも費用、コストが発生しているわけです。

そう思うと、より価値ある会議をするための

・事前準備

・会議の進め方

.アフターフォローの仕方

など、いわゆるシステムの設定が改めて大事であると、今回の動画を見て、感じ入りました。

まずは公開されているところが大きな変化、進歩だと思いますが、結果を出せる方向へと議論を進めていける協議になるかどうか?

それには国民が、見守る!

これが一番の刺激になるのではないでしょうか。

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清泉女子大学英文学科卒後、大手印刷関連会社で勤務。その後、ジャズボーカリストの夢を叶えるが、挫折。外資製薬会社に転職しマーケティング部でハードな業務に取り組む中、外国人のスピーチやプレゼンに多く触れ、日本人リーダーの発信力向上の必要性を痛感。30年以上に渡る声の経験にマーケティング、イメージコンサルティング、コーチング、リーダーシップ各論を掛け合わせ、2011年「ボイスイメージ®コンサルティング(VIC)」メソッドを開発して独立。業務で聞いたクライアントのスピーチプレゼンの数は1万回以上(延べ数)。顧客の可能性を引き出すスパルタトレーニング、わかりやすい理論と分析、柔軟に対応できるコンサルティングを得意とする。

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