「日本の過剰な妥協が危険を招く」台湾メディアも報道、石破政権の“限界を超えている媚中外交”

 

理由は明白。自衛官からまったく人気のない石破首相

石破氏といえば、保守派からすると、安倍晋三元首相が主張する「台湾有事は日本有事」を事実上否定し、中国に傾斜する「親中派」として見られています。

加えて、2008年2月、石破氏が防衛大臣のときに、海上自衛隊のイージス艦「あたご」が千葉県野島崎沖でマグロはえ縄漁船「清徳丸」と衝突、漁師父子が死亡する事件が起こりましたが、このとき、事件の原因がどちらにあるのかがまだはっきりしていない状況で、石破氏は遺族の方のところへ行って謝罪してしまったのです。もちろん艦長、海幕長も謝罪に行かせました。

その時の様子は、当時、統合幕僚長だった河野克俊氏が文春のインタビューで赤裸々に語っています。

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また石破氏は、事件から間もない段階で、海上幕僚長を含めて88人を処分してしまいました。5年後、刑事事件であたご側は無罪となりましたが、早々に部下を断罪し、処断してしまった石破氏は、自衛官から非常に人気がないと言われています。

いずれにせよ、日本をいかに守るかという点について、非常に不安な石破総理であり、その国家間、あるいはアジアの平和構想などについて、台湾からも大きな懸念が示され始めたといっていいでしょう。

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