立花孝志氏の『収監Xデー』が近づいたとの見方
斎藤知事の失職・公民権停止はありうるのか?
「それは正直、まだ何とも言えません。今日の家宅捜索の結果も踏まえて、斎藤知事の公選法違反が成立するようなデータや書類など、客観証拠を集められるかどうかにかかっています。相応のハードルがあるのはたしかです。
ただ一方で、これはあくまで個人的な予感のようなものですが、一連の捜査を通して、斎藤知事をアシストする“2馬力選挙”の片棒を担いだ立花孝志氏に関する“何か”がそろそろ飛び出してくるのではないか、と注目しています。
世間では、兵庫県警に対して『なぜ立花氏を野放しにしているのか?』との批判が急増しています。さらに、4日の衆院予算委員会では石破首相が“2馬力選挙”について『どう考えてもおかしい』と痛烈に批判しました。そして、きょう7日に家宅捜索がありました。この流れが偶然とは、とうてい思えないんですよ。
国政の政治日程をみると、7月に参院選が控えています。斎藤知事本人がどうなるかは依然として不透明ですが、私は、少なくとも立花氏は参院選に“関与”することができない状況に追い込まれるのではないか?『収監Xデー』が近いのではないか?と考えています」(前出の政界ウォッチャー)
「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)は、先の知事選で斎藤知事の当選を後押しする“2馬力”の選挙戦を展開したことが問題視されている。さらに、選挙戦前後に多くのデマをネットで発信し、元兵庫県議の竹内英明氏(50)を自死に追い込んだとの批判が多くあがっているのも事実だ。
元国税調査官の大村大次郎氏は、立花氏に「未必の故意による殺人罪」を適用すべきだと提言している(関連記事5)。
もしかすると、立花氏は石破自民党から“危険人物”に認定されてしまったのだろうか。夏が来る前に立花氏を表舞台から消すため、兵庫県警と神戸地検に“許可”が出た――今回の家宅捜索はそのようにも解釈できるが、次に何が起こるかは不透明だ。斎藤知事とあわせて今後の動向を注視したい。
image by: note – 折田 楓









