これを実行しただけで3000万円も年間営業利益が改善した「極めてシンプルなコト」

 

■値上げせずとも出来たこと

まずは交差原価率表を作り、「影響の大きいTOP10」をピックアップ。

すると明確な答えが。

週に1回大きな値引きキャンペーンをされているのですが、これが交差原価率での1位。

こいつをどうするか!? これで大きな変化がある事がわかりました。

もしこれをやめるだけで、原価率は1%丸々改善する事がわかりました。

その為、ここを段階的に縮小。

もちろん値引きなのでこの日は大行列。これをやるのは危険すぎる! という声も。

ただ大行列という事は需要と供給のバランスが合っていない状況。

キャンペーンしない日でも適切な集客はあるのでやめようと決めました。

結果、客数は94%まで落ちました。

しかし客単価は109%に改善。

売上102.4%=客数94%×客単価109%

売上もちゃんと伸びたんですよね。

これだけで年間1,500万円の利益改善。慢性的な値引き戦略を見直す。これが如何に大事か?がわかりますよね。

■原価率もう1%改善の為に

原価率2%改善する。これが最初に決めた重要なテーマ。

残り1%をどうするか? です。

もし仕入れ価格が変わらないのであれば、年間で4%の値上げを行えば達成。

しかしどんどん来る仕入れ高騰。4%の値上げでは間に合わず、年間で6%の値上げが必要でした。

その為、それを半期に渡ってーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2024年2月10日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください、初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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