ベストセラー『妻に龍が付きまして…』の著者が教える、人間関係と上手に向き合うための考え方

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仕事場や友人関係、家族など「人間関係」に関する悩みを抱えている方は少なくないはず。相手の考えが読めないと「本当はどう思っているんだろう…」「私のこと嫌いなのかな…」とネガティブな気持ちも生まれやすいですよね。相手にどう思われているか不安に駆られた場合、どう対処すればいいのでしょうか?メルマガ『小野寺S一貴 龍神の胸の内【プレミアム】』の著者である小野寺S一貴さんも実際に同じような経験をしたことがあるそうです。小野寺さんがとった対処法とは?
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:相手にどう思われているかが心配な時は

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自分の考え方次第で人間関係は好転する

ふいに心配になることが、あります。例えば、「あれ、したかな?どうだっけ?」と、おぼろげな記憶の時。「ああ、もうちょっとちゃんとやってればよかったな」と、ベストを尽くさなかった時。

そして、「ヤバい。なんか変に思われちゃったかも。どうしよう」と、思う時。

たぶん、これがすごく多いと思うんですが、どうでしょう?人っておもしろくてね、なにかというと相手にどう思われているか心配になるんですよ。特に相手を好きだと一層、気にしちゃう。

「私のことどう思っているだろう?」「変に思われていないかな?」「嫌われてないだろうか」「マズい対応、してしまったかも」「ああ、どうしてあんなこと言ったんだろう。もう少し、考えて答えればよかった」と、気になって仕方がなくなる。こんな経験、誰にでもあると思います。

かくいう僕も、経験済み。そして、相手のことが好きであればそういう気持ちは強くなったものです。

でもね、そうして気にすればするほど、行動がぎこちなくなるんですよね。場合によっては相手に気を遣い過ぎて、自分らしい振る舞いができず、逆に関係が悪くなることもあり得ます。

僕もたくさん失敗しました。いやはや、本当に未熟でした。若い頃は経験がないから、もうとにかく失敗だらけ。でも、それでいいんです。若さってパワーなのでね、何度でもやり直しがきく。なので、どんどんトライ&エラーを繰り返せばいい。その、おりゃーっていう行動だけで、なんとかなったりするものです。

だけど、今ぐらいの年齢になったらいろいろ考えちゃう。失敗できないと思い込み、変に頭で考えて後にも先にも動けなくなってしまう人が多い。考え過ぎちゃって、結局は気の遣い過ぎで失敗しちゃう。それだとホントに本末転倒。

じゃあね、そんな時はどうすればいいと思います?結構、真剣に考える人も多いと思いますが、実は答えはすごくシンプルで。

相手にどう思われるかなんて、そもそも気にしない。

これなんです。これ、基本です。ほんと、皆さんこれを忘れてます。そんなこと気にしない方が相手にいい印象を与えられる。それを、心のどこかで覚えておいてください。

というのはね。相手がどう思っているか気にする場合は、相手もあなたにどう思われるか気にしているから、です。お互いに気にすると行動がぎくしゃくしちゃう。ぎくしゃくすると、誤解を与えやすくなる可能性が大きくないります。自然じゃないのでね。

むしろ、相手の反応なんて、最初から気にしない方が自然な自分を出せるでしょう。その結果、相手にも良い印象を与えられるというわけです。

でもそういう風に言うと、「それで関係が悪くなったらどうするの?」「自然に振舞って嫌われたら?そんなの嫌」
と、心配になりますね。

その点は心配しないでいいです。嫌われたら、距離を置きましょう。だってね、自然に振舞って壊れる関係ならば、それまでの関係なんですよ。そもそもはじめから、ウマが合わないってこと。いずれどこかで破綻します。必ずね。ならば一旦距離を置く方がよかったりする(とはいえ、「相手に嫌な思いをさせたくない」という心配ならば大丈夫。その心配は杞憂に終わるでしょう。というのは、相手を思う気持ちは自然と行動に表れるからです。あなたの心の中に相手への愛情や敬意があれば、自然な振る舞いの中にある思いが相手へちゃんと伝わります)。

話を戻すと、どうして人は過度に相手の反応を気にしてしまうのか?それは、「自信がないから」に繋がります。

相手に好かれる自信がない。自分の行為に相手が不快になるのでは?だから、計算をしっかりして行動しないと。そう考えちゃう。つまり「いつもと違う行動をしよう」となるわけです。「特別に振舞わないと」と、違う自分を演じようとするのです。

つまりは背伸びなんですよ。今の生活や自分のしている仕事、人間関係や家庭環境に至るまで、あなたが自分で満足できていないから。どこかに不満があるから。できれば変えたいと願っているから背伸びしちゃう。しかも、あまりよくないタイプの背伸びをね。自然じゃダメだと思っている。違う自分を演じないと、と信じている。

ここで僕は皆さんに問いたい。それでOKなの?と。

自分を舐めないほうが、いいんじゃない?と、伝えたい。できるんじゃない?無理な背伸びなんかしないでも、自分のままでイケるんじゃない?だって、今のあなたがいる環境は自分で作り出したものでしょ?そして出会った相手もみんな、あなたが関係を築いた結果なんだから。あなたが「選び」、「決断」し、「行動」してきた積み重ねで今があるんです。いま周りにいる人たちはみんなそう。あなたが引き寄せ、掴み取ったもの。けっこう、いいもの、手に入れてませんか?これを読んでいる、あなたですよ。

だからね、あんまり心配いりません。いま、周りにある環境は今の自分に合ったものだから。そんな自分に自信を持って欲しいんです。健全な自尊心を持って欲しいんです。それであなたも、誰かから敬意を持って接してもらえます。愛情のある環境ができあがります。

「今の自分は大丈夫。今の自分が大丈夫。今の自分って悪くない」そう感じて、信じる。まずはそこから。ちゃんと敬意と愛情があれば、相手がどう思うかなんて気にしなくともいい。むしろ、自然なあなたの振る舞いが相手の心にも届きます。

そして大事なのは、普段から周りの人たちへの感謝と敬意を忘れないこと。自分勝手な行動で問題を起こす人たちは、それが足りないだけのこと。自尊心の低い人もそう。感謝と愛情がある人ならば、どんな行動を取っても自分勝手な振る舞いにはならないのだから。

だからね、皆さんなら心配することはないんです。はい(*^^*)

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ベストセラー「妻に龍が付きまして…」の著者である古事記研究家の夫タカこと小野寺S一貴が、龍神が教えてくれる神社の神様と人間の関係を分かり易く解説。
神様と人間はWINWIN(持ちつ持たれつ)の関係。その理解を深め、神様にえこひいきしてもらえる体質を作るためにブログでは書かなかったコツをお話ししていきます。Q&Aコーナーではご質問にもお答えしています!

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