中島聡も思わず納得!人間の知能を凌駕するASI(人工超知能)が「間もなく誕生する」シンプルかつ強力な根拠とは?

 

近い将来、AIの知能レベルは人間をはるかに凌駕する

そう考えれば、近い将来に「博士課程の学生程度の知能を持つAI」が作られるだろうことは明らかだし、その際には「ノーベル賞クラスの学者の知能を持つAI」を作る開発競争が起こります。

ひとたび「ノーベル賞クラスの学者の知能を持つAI」が作られてしまえば、さらなる投資により、そんなAIを1万個、1日に24時間、休まずに働かせることも可能になってしまうため、ノーベル賞クラスの発明が毎日のように起こるようになり、その後は、AIが科学の進歩を担うようになってしまいます。

そんな時代をもたらすために、どのくらいの投資が必要で、そのインフラを動かすためにどのくらいの電力が必要なのかはまだ分かりませんが、人間の知能の上限が1400立方センチ・860億個ニューロンという物理的制約により決まっているのに対し、AIの知能の上限は、投資額と供給できる電力で決まり、結果として「AIが到達できる知能レベルは、人間のそれよりもはるかに高い」ことは、ほぼ確実であると、私なりの納得(=腹落ち)をした次第です。

(本記事は『週刊 Life is beautiful』2025年2月18日号を一部抜粋・再構成したものです。全文(約2.5万字)はメルマガをご購読のうえお楽しみください。初月無料です)

【関連】中島聡が中国製AI「DeepSeek-R1」に受けた衝撃と時代の大変化。私たちは「知的労働のコストがゼロになる」瞬間を目撃している

この記事の著者・中島聡さんのメルマガ

初月無料で読む

※ワンクリックで簡単にお試し登録できます↑
¥880/月(税込)初月無料 毎週 火曜日(年末年始を除く)
月の途中でも全ての号が届きます

週刊Life is beautiful 2025年2月18日号のご案内

初月無料のメルマガ購読で、下記の内容をすぐにご覧いただけます。

「スケーリングの法則」と私なりの「腹落ち」
※本記事でご紹介した内容です

AIが社会に与える影響
OpenAIサム・アルトマン氏の最新の考えについて

医師国家試験とAI
AIは将来の医療をどう変えるか

トランプ大統領が発令した関税
カナダ・メキシコに25%、中国に10%。米国内の反応は

Elon MuskによるOpenAI買収の件
イーロン・マスク氏の狙いについて

私の目に止まった記事(1)~(10)
AI行動サミット、ドローン配達サービス、OpenAIの自社製AIチップなど、中島氏が気になった最新ニュースを解説

質問コーナー(1)~(17)
「AIにより米国ITセクターの失業率が高まっている?」「トランプ大統領をどう見ている?」「テスラの自動運転に関して懸念があるのですが?」…などメルマガ読者からの質問に中島氏が回答

この記事の著者・中島聡さんのメルマガ

初月無料で読む

※ワンクリックで簡単にお試し登録できます↑
¥880/月(税込)初月無料 毎週 火曜日(年末年始を除く)
月の途中でも全ての号が届きます

【関連】中島聡さん、NVIDIAのGPUが用済みになるって本当ですか?AI開発の行列乗算をなくす「MatMul-free LM」で気がかりなこと

【関連】中島聡が石破総理に伝えたい大問題。日本の異常な「技術者冷遇」が失われた30年を生み出したと断言できる理由

【関連】最高のAI美女を生成したぞ! 夏目雅子のDNAを受け継ぐ我が理想の美人モデルを!(中島聡)

image by: MAG2NEWS

中島聡この著者の記事一覧

マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。IT業界から日本の原発問題まで、感情論を排した冷静な筆致で綴られるメルマガは必読。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料で読んでみる  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 週刊 Life is beautiful 』

【著者】 中島聡 【月額】 初月無料!月額880円(税込) 【発行周期】 毎週 火曜日(年末年始を除く) 発行予定

print
いま読まれてます

  • 中島聡も思わず納得!人間の知能を凌駕するASI(人工超知能)が「間もなく誕生する」シンプルかつ強力な根拠とは?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け