「貯金100万円くらいの人」が知らない「一攫千金」の正しい狙い方。孤独と自制と勇気を胸にカネで人生を取り戻す

 

世の中には「結果的に一攫千金になるやり方」もある

一攫千金の妄想に取り憑かれるのは破滅しかねないほどのリスクがあるのだが、世の中には「結果的に一攫千金になるやり方」もある。

フルインベストするとしても、単に煽られて金持ちになる妄想でフルインベストするのではなく、合理的な判断に基づき、防衛的判断も計算した上で大きく賭けると、それが成功すると結果的に一攫千金になることもある。

そういうのは「正しい一攫千金」と言えるかもしれない。

正しい一攫千金とは、偶然や幸運に頼るのではなく、合理的判断と綿密な分析に基づいた投資行動を指す。

誰も気がついていない超優良企業を見つけたとか、大暴落がやってきて優良企業が安く買えるチャンスが手に入ったときにフルインベストするのは、単なるギャンブルではなく、戦略的な資産運用である。

2008年のリーマンショックのとき、相場はほぼ半分にまで大暴落してしまったが、私はその中でコカコーラやペプシを買って、それを今でも売らずに保有し続けて、値上がり益と配当の両方を享受している。

私自身は2008年にフルインベストしたわけではなかったのだが、このリーマンショックの大暴落のときにフルインベストした人は、その後の回復で「結果的に一攫千金」になったはずだ。

あのときは「資本主義が崩壊する」とも言われていたが、世の中を見ていると、みんな相変わらずスターバックスでコーヒーを飲み、マクドナルドで食事をし、ウォルマートで買い物をし、マイクロソフトのOSやオフィス製品で仕事をして、資本主義的生活を継続していた。

そのため、いずれ立ち直る方向に賭けたほうが合理的だったのだ。こうしたときに大きく賭けられた人が「正しい一攫千金」を手に入れている。世の中には「結果的に一攫千金になるやり方」もあるので、どうせ一攫千金を狙うなら合理的に狙いたい。

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