講演依頼と見せかけた会員サービスの売り込み。巧妙だが好感はもてない。
このほかにも“取材と見せかけて売り込みをかける”といった手法もある。
こういった営業手法はおそらく“会社の方針”なのだろう。
いきなり暑苦しく売り込むよりはまだマシかもしれない。しかし、人に嫌な思いをさせているのであれば同じこと。こういったやり方をしている会社に未来はない。
この情報化社会でこんなことをすれば“悪い口コミ”がすぐに広がる。そう遠くないうちに姿を消すことになる。
かといって会社の方針であれば逆らえない。そうだとしても、もし同じ営業活動をするなら少しでも準備をしたほうがいい。
- FBのプロフィールを読む
- HPをチェックする
- ブログ、SNSを探して読む
などなど。3分でもリサーチすればある程度は話ができる。
私の例でいえばプロフィールを見て「営業の本を出しているんだな。その話をしよう」とネタが見つかる。
たとえ読まなかったとしてもアマゾンでタイトルを見て「なるほどこういう傾向の本を書いているのか」くらいは理解できる。
そうすれば「菊原さんの出している“書く力で売る”という本の内容をぜひ広めてください」というくらいは言える。
こうなれば印象は全く違うものになる。話の展開によっては会員サービスに申し込んだかもしれない。
知人Aさんのランチをした時のこと。Aさんは講演の仕事をしている。私より経験があり、話もうまい方。
少し前に仲介会社が入っての講演依頼があったという。これは意外にトラブルになりやすいーーー(『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』2025年2月21日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください、初月無料です)
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