トランプとゼレンスキー「交渉決裂」で迎えた大きな転換点。もはや戻らない世界秩序の中で日本はどう生き残るべきか?

 

3陣営に分割決定の世界で日韓が置かれる難しい立ち位置

というように、ウ米決裂で、世界秩序の大きな転換点を迎えたように見える。逆戻りは起こらないだろう。

世界は、3つの世界に分割されることになる。米ロ同盟、日欧同盟、中国を中心としたグローバルサウス陣営の3つになる。

心配なのが、欧州が親中になり、米ロ同盟対中欧連携になると、日本の居場所は米ロ陣営になり、不都合である。このため、日欧同盟を早期に結成する必要がある。欧州を親中にしないことだ。

マクロン仏大統領は、「3年前、ウクライナを支援し、ロシアに制裁を課した私たちは正しかった。そしてこれからもそうし続ける。“私たち”は米国人であり、欧州人であり、カナダ人であり、日本人であり、そしてそのほかの多くの国の人たちだ」と日欧同盟に言及している。

この3つの陣営になると、自陣営に各国を呼び込む戦いになる。日本は日米同盟もあり、それにも参加しながら、日欧同盟にも参加することになる。非常に難しい位置になる。

韓国はどうするのであろうか?

米韓同盟と中韓同盟の二股は、米国は許さないので、どちらかを切り捨てることになる。その選択により、韓国の運命は定まるとみる。

さあ、どうなりますか?

(『国際戦略コラム有料版』2025年3月3日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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