ダウンタウン浜田雅功「一時休養」の「政治的理由」とは?昨年末から体調不良も「大阪万博」との関係が注目される理由

2025.03.10
by 東山ドレミ
 

浜田雅功の“政治的休養”である可能性

浜田の「一時休養」に関して、ネットではさまざまな見方が浮上している。「大阪万博は失敗確実だから、浜田のほうが愛想を尽かして逃げ出したのだろう」という説も出ているようだが、実際はどうなのか。

都内の芸能事務所関係者が次のように指摘する。

「大阪万博の直前に発表されたことからも、今回の浜田は“政治的休養”である可能性が高いとみる業界関係者が多い。何十年も休みなく働いてきたタレントが、“あえて今”休む理由といえば、そうとしか考えられない。具体的な病名がないのも当然で、万博後にいつでも復帰できるようにとの配慮だろう。ただ、浜田が一方的に、万博に愛想を尽かして逃げ出した、という巷のストーリーは極端に感じる。

2023年末に松本が文春砲を浴びて活動休止になり、万博のアンバサダー活動もストップした。関係者は松本復帰を水面下で模索していたと聞いているが、それも中居・フジ問題の発覚によって疑惑が風化どころか再注目され、計画は頓挫してしまった。

そんな今の状況で、“ダウンタウンの浜田雅功”だけが大阪万博にノコノコ出ていっても、誰にとっても何一つ良いことはない。ただ、万博協会も吉本も、“ダウンタウンのアンバサダー降板”を正式に発表はしたくない。そこで、なぁなぁでやり過ごすには、いっそ浜田に“体調を崩してもらう”のがベスト、という結論に至った可能性がある。浜田としても、いずれはどこかで休みたいと思っていただろうから、いいキッカケというか、思惑が一致したのではないか」(芸能事務所関係者)

約1ヶ月後に開幕がせまる大阪・関西万博はチケット販売で大苦戦。無料でバラまいてもさばききれず、当日券が出るという前代未聞のピンチに陥っている。会場で楽しめるという“万博グルメ”も、ラーメン1杯2000円、サンドイッチ1000円以上など、食い倒れの街・大阪らしからぬボッタクリ価格で、不人気ぶりに拍車をかけているようだ。

そのため、「浜ちゃんが万博に愛想を尽かした」としても別段おかしくはないのだが、実際にはもっと別の“大人の事情”があるのかもしれない。

大阪万博と吉本興業は密接な関係にある。企業パビリオン「よしもと waraii myraii館」を出展するほか、社員が万博協会に出向し、「ダウンタウン」が公式アンバサダーを務めることになっていた。吉本の前会長で「ダウンタウン」の生みの親である大﨑洋氏(71)は2023年に吉本を退社し、万博の催事を検討する会議の共同座長や、シニアアドバイザーの要職に就任している。

image by: nagi usano, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons

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