最上あいは何をしたのか?どちらが「被害者」か?深まる疑念
各紙報道によると“最上あい”さんと高野容疑者は2021年頃、「ふわっち」の配信者とリスナーという立場で最初の接点を持った。2022年には“最上あい”さんが働く「飲食店」に高野容疑者が通う関係になったという。
高野容疑者は、約250万円の金銭貸借トラブルについて、ライブ配信の投げ銭機能ではなく、女性の銀行口座に直接、振り込んだものと供述している。
その容疑者の知人がSNSにリークした“証拠”を要約すると、おおむね次のようなトラブルをうかがわせる内容となっている。ただし現時点では事実かどうかは不明で、噂の域を出ない情報も含まれる。
- 容疑者は女性から「財布をなくした」「生活費がなくなった」「偉い人に高額のシャンパンを開けさせられた」といった理由で断続的に金を要求されていた
- 容疑者は女性に対し、251万4800円の貸金等返還請求裁判を提起し勝訴していた
- 容疑者は再三にわたり金の返済を求めたが女性は応じず判決も無視した
- 容疑者は経済的にギリギリの生活を送っていた
これらの内容は、「金を貸したが返ってこなかった」という高野容疑者の供述と大筋で整合する。報道によれば貯蓄を取り崩し、一部はサラ金から借り入れて女性に金を貸した。2024年1月には警察にも相談していたとされる。また、きっちりと訴訟を起こすなど、“精神に異常を抱えた弱者男性”というイメージとはかけ離れた冷静な一面も垣間見える。
一部では、リーク情報が事実なら、女性が男性の善意につけ込んだ“寸借詐欺”事案とみる向きもあるようだ。
ただ、警察は供述の裏付けを慎重に進める方針。そのため、きょう朝から午後にかけてのテレビ報道は、金銭トラブルこそ取り上げたものの、高野容疑者による“残忍で身勝手な一方的犯行”という構図は変更しなかった。ウラの取れていない情報なのでやむを得ないが、思わぬ形で“SNS世論”とのへだたりが生じている格好だ。(次ページに続く)









