ふわっち生配信で刺殺、最上あい(22)の“新事実”に「自業自得」の声。美人ライバーは“加害者”だった!? 容疑者は何に激怒したのか

2025.03.12
by 東山ドレミ
 

「正論で命は守れません」ライブ配信サービス関係者の指摘

今朝方のテレビ各局報道は、そのほとんどが“ライブ配信中のショッキングな凶行”という点にフォーカスしていた。スマホ・SNS・ライブ配信全盛時代ならではの、極めて現代的な“前代未聞の新しい殺人事件”という伝え方だ。

そのため、ネットでの生配信やSNS利用における“本人特定”や“場所特定”、“リア凸”のリスクを挙げ、配信者がセキュリティを確保するための安全対策を詳しく解説する内容が多かった。そのさいには、「異常な容疑者による残忍で身勝手な一方的犯行」という構図や、「金銭トラブルがあったとしても、殺人は決して許されないこと」といった“正論”が常にセットになっていた。

これらは、一般論としては間違いではないのだろう。ただ、今回の高田馬場の事件に限って言えば、そんな“正論”では配信者の命を守ることはできなかった、という見方もある。

「ふわっち」の競合にあたる、準大手ライブ配信サービス関係者が次のように語る。

「仮にSNSへのリーク情報が事実なら…ですが、テレビなどのマスコミはもっと積極的に“他人から金を騙し取ることの危険性”や“借金を踏み倒すことの危険性”を報じるべきではないでしょうか?それは最悪、自分が命を落とすかもしれない行為なんだよ、と。

私は、今回の殺人事件は“前代未聞”でも何でもなく、豊田商事会長刺殺事件西新宿タワマン刺殺事件の再来とみています。“たかが200万円で…”という人もいるでしょうが、10万円だろうが1000万円だろうが、金の恨みは恐ろしい。これは江戸時代も令和の今も変わらない真理でしょう。これを若い人たち、特に周囲からチヤホヤされがちな女性が理解しないかぎり、定期的に同じような事件が起こると思います。

豊田商事のときは殺害の模様をテレビが中継しました。それが今回は被害者⇒容疑者のリレー配信に置き換わった。その点で目新しさはありますが、そもそも金銭トラブルがなければ、サバイバルナイフで刺されるような悲劇はまず起きなかったはずです」(ライブ配信サービス関係者)(次ページに続く)

【関連】タワマン刺殺女性「命を賭けて金を搾り取る」証拠動画が物議。色恋営業論はなぜ和久井容疑者に通用しなかったのか?

print
いま読まれてます

  • ふわっち生配信で刺殺、最上あい(22)の“新事実”に「自業自得」の声。美人ライバーは“加害者”だった!? 容疑者は何に激怒したのか
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け