「ソフトウェアのありかた」そのものが一変する
分かりやすい例は、すでにデータ・サイエンティストたちが行なっているデータ解析です。彼らは、データの形状・ニーズに応じて、その場で必要なコードを書いて実行しますが、ここでの最終成果物はコードではなく、データ解析の結果そのものなのです。
その意味では、AIが(使い捨てのコードを書いてきた)データ・サイエンティストよりも良い仕事を瞬時に、かつ、ゼロ限りなく近いコストで行なってしまう時代(=AIがデータ・サイエンティストの職を奪ってしまう)はすでに来つつあると言えます。
そして、さらに、これまで、コストゆえに活用できなかった分野に「使い捨てのコード」を活用することにより、ソフトウェアのありかたそのものに大きなパラダイムシフトが起こっても不思議はないと感じています。
抽象的なことばかり語っていても、何を言っているのか理解してもらえないと思うので、実際に何らかのプロトタイプを作ってみようと考えているので、少々お待ちください。
【関連】「MicrosoftのPhi-4とGoogleのGemma3がオススメ」中島聡がガチでテスト、「今一番賢いローカルAI」のすごい実力
(本記事は『週刊 Life is beautiful』2025年3月4日号を一部抜粋・再構成したものです。この続きはメルマガをご購読のうえお楽しみください。初月無料です ※メルマガ全体約2.2万字)
【関連】【中島聡】Tesla、Nvidiaの爆上げ的中!100倍株が見つかるメタトレンド投資とは? – YouTube
【関連】【中島聡×古田貴之 特別対談Vo.1】夢の「人型ロボット」実現は目前?実は海外よりスゴい日本のAIロボット技術力!
image by: MAG2NEWS