長澤まさみ、松嶋菜々子がクリアした“壁”を北川景子はどう乗り越えるか?
例えば長澤まさみも、2020年7月に公開された『MOTHER マザー』で新境地を拓いたように思います。
素行が悪く、若くして産んだ我が子に、金欲しさに祖父母殺害を指示。しかもその罪を息子になすりつけ、息子は懲役12年の判決を受けるも、自分は執行猶予のみ――そんな母親を演じたのが長澤でした。
長澤はこの前年、『コンフィデンスマンJP ロマンス編』が公開され、興行収入も約29.7億円を稼ぎ出していただけに、SNSではこの豹変ぶりに賛否両論が繰り広げられました。
他では松嶋菜々子が、それまでの笑顔弾ける役柄ではなく、笑顔を一切見せないミステリアスな家政婦として『家政婦のミタ』に出演したことも、女優としての新たなフェーズに入っていくキッカケになったような気がします。
女優として、“可愛い”や“綺麗”だけでは生き抜いていけないことは、マネージメントする側も、本人も、十分に理解できていると思います。
ただ、その“壁”をどのタイミングで、どんな作品で、どんな役柄で乗り越えていくか?女優として、ベストなタイミングでベストな作品に巡り合える“強運”をどれだけ持っているか?ここ一番で“爪痕”をしっかり残せる、生まれながらの“選ばれし女優”だけが芸能界を生き残っていくと思うのです。
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北川の勇気あるチャレンジが、これからの彼女の女優人生に大きな意味をもたらすターニングポイントになればいいと願うばかりです。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
image by : 映画『ナイトフラワー』オフィシャルサイト









