読者の皆さんも察しがつくと思いますが、おそらく依頼者さんは毎日のように「今どこにいる?写真を送って」と連絡を取っているのでしょう。
次の調査時、依頼者さんから「彼女はもう帰宅したはずだ」と連絡がありましたが、実際には彼女はまだ居酒屋で同僚たちと飲んでいる真っ最中。
これは明らかな嘘です。
調査を続けた結果、特定の男性と付き合っている気配はなく、度々依頼者に嘘をついていることが分かりました。
嘘の内容は、「もう帰宅した」「実家にいる」といったもの。
これは、依頼者さんから「どこにいる?」「写真送って」と頻繁に尋ねられるのが嫌で、相手を煙に巻くためについた嘘であることは間違いない。
結論、こういった状態であるならば、‘’本当に婚約しているのか‘’が疑わしい状況。そもそも本当に付き合っているのか?これが付き合っていなかったら、‘’付きまとい‘’の調査になってしまう。
3日間の調査で浮気の証拠はなく、「白(クロではない)」と判断して報告したところ、依頼者さんは納得せず、「嘘をついているのは男がいる証拠」として、さらに追加調査を希望されました。
紹介して頂いた弁護士さんにも相談したところ、「付き合っているのは間違いないが、婚約は正直わからない」とのこと。
これ以上調査を続けると、ストーカー的行為となる可能性もあるため、事情を説明し、調査は中断しました。
もしこれが付き合っていない男女(例えばキャバ嬢と、キャバ嬢にハマっている男性)の調査をしてしまったら、完全にストーカーの手伝いをしてしまうことになります。
最初に見抜かなければ危険。改めて、依頼者さんを見る目は鈍らせてはいけないなと感じました!
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