望まれる真面目な人がバカを見ず報われる学校社会
盗聴器や盗撮機器を見つける業務は、私は本業でやっています。
25年くらい前、私がT.I.U.総合探偵社を開業し、最も早くに事業化したのが、この発見業務です。理由は簡単で、この業務は営業ができるから事業者との提携ができたわけです。
当初は飛び込み営業をしていましたから、塩をまかれたこともあります。飛び込み営業が一番きつかったけど良き経験になりました。
引っ越し業者さん、不動産業者さん、ホテルや会議室の運営会社さんなど、定期的な調査を行い、安全である保証書を発行するというのが事業化し、安定的な収益を確保しました。一応経営者なので、業務システムを作るのも仕事です。
現在も一部提携があり盗聴や盗撮機器の発見業務はしていますが、一部としたのは、大半がレクチャーに変わったのです。専用機器の使い方と実際の盗撮機や盗聴器などの特徴や機能をしっかり把握すれば、目視のみでも発見することは容易です。だから、清掃業者さんなども含めて、こうした業務レクチャーや講義をしています。この方が、圧倒的に不正機器を撲滅できるわけです。
さすがに、これを無償で教えろと言われても、そもそもビジネスとして成立していますから、やる気はありませんが、こどもたちの安全のために研修をしてくださいということであれば、私は超格安でも引き受けるつもりです。
真面目にやっている先生はたくさんいます。ほとんどの先生はまじめにやっています。こうしたことをする教師はごくごく一部です。だからこそ、真面目な人たちがバカを見ない、ちゃんと報われる学校社会であってもらいたいと思います。
少し前にはわいせつ校長がいましたからね。あーいうーのをしっかり取締ってもらいたいと思います。
この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ
image by: akiyoko / Shutterstock.com









