教え子8人にわいせつ行為を繰り返した教師に「たった懲役6年」の日本。ロリコン変態教師は全員「終身刑」、保釈するなら「去勢」せよ

 

熊本県で男性中学教諭が起こしていた「もっとおぞましい事件」

皆さん、これ、どう思いますか?子どものいないあたしでも吐き気がするほど気分が悪くなったのですから、今回被害にあった児童らと同じ小中学生の子どもを持つ親御さんにとっては、心中穏やかでない事件だと思います。

そして、この男のスマホを調べたところ、今回の盗撮画像共有グループチャットの存在が明らかになったのです。後はイモヅル式に第二、第三の変態教師が次々と摘発され、こちらのほうが事件の本丸になったという流れです。でも「盗撮した女子児童の画像を共有したグループチャット」と報じられても、一般の人には具体的にどんなものなのか想像できませんよね。

そのため、少しだけ具体的に書くと、この変態教師らは自分の教え子の女子児童の着替え中の様子やスカートの中などを日常的に盗撮し、その中で「良い作品」をグループチャットに投稿し、全国の変態教師仲間と鑑賞し、チャットで感想を述べあっていたのです。チャットには約70点の画像が保存されており、中には女子児童の顔を生成AIで性的に加工した「性的ディープフェイク」の画像もあったそうです。

9月1日までに逮捕された4人は、このグループチャットを管理したり盗撮画像を投稿していた中心人物ですが、投稿せずに黙って閲覧していただけの変態教師たちは、逮捕されることもなく、何ごともなかったかのように、今後も自分の勤める小中学校で教鞭を執り続けるのです。何というおぞましい現実なのでしょうか。

しかし、どんな世界にも上には上があるもので、もっとおぞましい事件があったのです。こちらも9月1日付の報道ですが、2020年7月から2024年8月までの約4年間に、9歳から15歳の教え子8人にわいせつ行為を繰り返していたとして逮捕された熊本県の38歳の男性中学教師に、熊本地裁が「懲役6年」の判決を言い渡したというものです。

で、何が「おぞましい」のかと言うと、この教え子らは男子児童だったのです。この変態教師は自分の性欲を満たす目的で、課外授業などの名目で教え子の男子児童を自宅に泊めたり温泉に連れて行ったりして、そこで下半身を触るなどの行為をして、それをスマホで撮影していたのです。押収された4,500件を超える動画データは「児童ポルノ」と認定されました。

もしも、この変態教師の性欲の対象が女子児童であれば、いくら教師と言っても親御さんが宿泊など許さなかったでしょう。でも、この男は性欲の対象が男子児童だったことから、親御さんもまさか変態教師だとは思わず、宿泊を許可してしまったのです。そして、児童らには固く口留めをして、「教育熱心な良い先生」を演じ、父兄らを騙し続けたのです。父兄らの信頼を利用した極めて卑劣な犯罪です。

しかし、9月1日の判決では、8人の被害児童のうち6人の家族と示談が成立していることと、被告自身が医療機関の性犯罪治療プログラムを受けるなど「更生に努める」と述べたことで、懲役9年の求刑に対して「懲役6年」という大アマな判決となりました。あたしは「これじゃいつまで経っても変態教師による性犯罪はなくならない」と思いました。

何故なら、この男にどれだけ厳しい性犯罪治療プログラムを受けさせたところで、この男の「少年愛」という性的嗜好を変えることなど不可能だからです。同性愛しかり、自分の肉体的性別に違和感を覚える性同一性障害しかり、どちらも病気ではありません。病気ではないので、何らかの治療で「治す」ということは不可能です。周囲や社会が多様性の1つとして受け入れるしかないのです。

この記事の著者・きっこさんのメルマガ

初月無料で読む

print
いま読まれてます

  • 教え子8人にわいせつ行為を繰り返した教師に「たった懲役6年」の日本。ロリコン変態教師は全員「終身刑」、保釈するなら「去勢」せよ
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け