営業という仕事は、どうしても苦手なお客様、会うたびに疲れてしまうお客様と関わらざるを得ない場面があります。メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』の著者であり、経営コンサルタントで関東学園大学で教鞭も執る菊原さんは、嫌いなお客様との付き合いを前向きに変えるためのヒントを紹介しています。
嫌いなお客様と会う時は“作戦、武器”を準備して臨む
私自身は「好きになれないお客様とは付き合わないほうがいい」と考えている。
こういったお客様は時間と労力を浪費する。そのうえモチベーションも下がる。付き合ってメリットは少ない。
しかし、場合によっては“どうしても付き合わなくてはならない”といったケースもある。
ある営業スタッフは「ずっと契約が取れてなかったので思わず取ってしまった」と言っていた。
これは気持ちがわかる。あとになってからすごく後悔することになるのだが。
また別の営業スタッフは「契約してから本性を現した」という話をしていた。
これも見抜けないときもある。
どちらにしても契約したら付き合っていくしかない。こういったお客様とは「会うたびに疲れる」と嫌気がさすものだ。
営業スタッフとして“どうしても好きになれないお客様”との付き合い方は重要。
可能であれば“全てのお客様といい関係を構築する”といったことが理想。
心地よく付き合えるに越したことはない。しかし現実はそう甘くはない。嫌いなお客様と付き合わざるを得ないときもある。
ここで大事なのは嫌いなお客様と会う時に、「どう心構えを持ち、どんな戦略で臨むか」ということ。
ただ漠然と会ってしまうと、相手の言葉や態度に「ほんとにムカつくな」などと一喜一憂してしまう。ストレスもどんどん溜まる。
だからこそ必要になるのが、“作戦、武器を準備しておく”ということ。
嫌いなお客様と会う前に「今日はこれで臨んでみよう」とテーマを持って臨む。それだけでも気持ちはずいぶん楽になる。
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