「嫌いなお客様」と向き合う方法は?営業のための“武器の持ち方”

 

ゴルフでのこと。

私の仲間に「この人はうまいな」という人が何人かいる。

そういった人たちは“その日のテーマを持ってラウンドしている”という特徴がある。

たとえば、

「手首の角度を崩さずにアプローチする」

「ドライバーでフェードボールを打つ」

「下半身の安定を意識する」

などなど。

必ず自分なりの課題を設定している。だから一打一打に意味がある。同じ18ホールを回っても経験値が積み重なっていく。

その一方、普通のゴルファーは

「いいショットが出ればラッキー」

「トライバーが飛んで気持ちよければいい」

といった感じ。

テーマを持たず行き当たりばったりのゴルフをする。これではなかなか上達しない。

話をもどすが、ただ単に「あぁ、今日も嫌な客と会うのかぁ・・・」というのでは成長はない。

嫌いなお客様と会う時こそ、「今日はこれで対応してみるか」という作戦、武器を持って臨むべきである。

では具体的にどんなことを準備すればいいのか。いくつか紹介するので参考にしてほしい。

1.相手の言葉を真似る

苦手なお客様ほど、会話が噛み合わないもの。どうしてもイライラしてしまう。

そこでおススメなのが“お客様の言葉を真似る”という方法である。

たとえば、お客様が「なるほどね」とよく言うなら、こちらも会話の合間に「なるほどですね」と返す。

人は自分と似た言葉を使う相手に親近感を持つものである。これは簡単な方法なのでぜひ試していただきたい。

2.質問することを用意する

苦手なお客様とは会話が弾まないもの。話をすればするほど、悪い方向へ向かってしまう。

そこで“場をなごます質問”をあらかじめ用意しておく。

「最近、嬉しかったできことはありましたか?」

「お子さんのサッカーの調子は?」

「昨日推しのチームが勝ちましたね、勝因は?」

などなど。

こういった切り札を用意しておく。これで話の流れを変えられる。また用意しておくだけで安心感が増す。

3.やることを最小限に絞る

苦手なお客様と話す時間を最小限にしたい。

そのために、はじめにーーー(『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』2025年9月19日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください、初月無料です)

この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ

初月無料で読む

image by: Shutterstock.com

菊原智明この著者の記事一覧

群馬県高崎市生まれ。工学部機械科卒業後トヨタホームに入社し、営業の世界へ。 自分に合う営業方法が見つからず7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。 お客様へのアプローチを訪問から「営業レター」に変えることをきっかけに4年連続トップの営業マンに。 2006年に独立。営業サポート・コンサルティング株式会社を設立。 現在、上場企業への定期研修、講演、コンサルティング業務、経営者や営業マン向けのセミナーを行っている。 個人の営業マン向けとして【営業通信講座】や個人コンサルティングも実施。 2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を教えている。 また(社)営業人材教育協会の理事として営業を教えられる講師の育成も取り組む。 2019年までに56冊の本を出版。ベストセラー、海外で翻訳多数。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】 』

【著者】 菊原智明 【月額】 ¥770/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 金曜日 発行予定

print
いま読まれてます

  • 「嫌いなお客様」と向き合う方法は?営業のための“武器の持ち方”
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け