自民党総裁選レースは報じるくせに「世襲・裏金・統一教会」の問題はどうした?黙殺するメディアの大罪

 

自民党総裁選では小泉進次郎が有力らしいが、私は2023年2月4日付の『日刊ゲンダイ』の適菜収のコラムを忘れない。適菜は「自民党総裁のバカ息子5」の3位に小泉を挙げ、こう批判している。

「人妻と不倫し、その際利用したホテル代を政治資金で支払っていたと報じられた。同時期には復興庁の元部下の女性とホテルで密会。さらにメークアップアーティストの女性を赤坂の議員宿舎に呼びつけていた疑惑も。小泉ジュニアの“ジュニア”が暴走したというオチ」

ちなみに、バカ息子の第1位が岸田翔太郎で、2位が菅正剛、4位が福田康夫の息子の達夫で、5位が河野太郎である。
福田達夫は、統一教会と自民党の関係について「何が問題か正直わからない」と発言したが、適菜は祖父の福田赳夫が「アジアに偉大なる指導者現る。その名は文鮮明」と讃えたのを挙げて皮肉っている。

進次郎と共に有力と言われる高市早苗は統一教会関連の『ViewPoint』(世界日報社)の対談に出ていた。

そうした「旧聞」を新聞やテレビはもっと問題にすべきだろう。

予想は要らない。

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