楽天モバイルの資料でちょっと気になったのが「最強U-NEXT」が「新サービス拡充によるARPU向上」という見出しだけで紹介されていた点だ。
本格的なサービス開始は10月1日ということで、決算の対象ではないが、せっかく始まった自慢のサービスなのだから、もうちょっと景気のいい話をしても良いのではないか。
9月のプレスカンファレンスでは「先行キャンペーンで10万件が利用した」とアピールしたのだから、その続報が聞きたかったのに。
通常、他社であれば、10月1日からサービスが始まり「決算の対象期間ではないが、直近ではこんなに契約が伸びている」とかの言及があるものだ。
三木谷浩史会長(AI)が「ARPUの向上に期待」とあまりにさらりと紹介しただけで、契約に関する発言がなかったことを考えると「もしかして、スベった?」と心配になってくる。
楽天モバイルとしては「年内に1000万件達成」と宣言している一方、11月7日現在で950万回線となっている。
あと50日ほどで50万回線を獲得しなければならない。ただ、MNO開通数自体は1日1万件ペースで増えているだけに、あとはいかに「解約数を減らすか」が目標達成の絶対条件と言えそうだ。
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