効果的だった教団から萩生田氏への「エルメスのネクタイ」贈呈
この「TM特別報告」には、参議院選を約3週間後に控えた2019年7月2日、統一教会と日本政界の蜜月関係が安倍元首相と日本統一教会の幹部らの「20分面談」の席で絶頂に達したと書かれている。
その日、6回目となる安倍氏との面談で、教団の徳野元会長は、安倍氏の推薦する北村経夫氏(現参院議員)への応援について「これまでは10万票だったが、今回は30万票とし、最低でも20万票は死守する」と宣言。それに対して安倍氏は「非常に喜んで安心しているようだった」とも記されている。
またその席で、徳野元会長は安倍元首相と自民党の萩生田光一幹事長代行(当時)にエルメスのネクタイを贈呈。「たった一本のネクタイだったが効果的だった」と韓鶴子総裁に報告したという。
自民党はこれまで、統一教会とは「組織的な関係はない」と説明してきたが、自民党の総裁であり首相であった安倍氏が、自民党候補の選挙応援について、教団幹部とこのような話し合いをしていたのであれば、その言い分はまったく通用しない。
1月23日から通常国会が開会する。野党各党はこの問題や、日本維新の会の「国保逃れ」について激しく追及をはじめるに違いない。統一教会と自民党との癒着問題が再燃すれば、連立入りするかどうかに注目が集まる国民民主党にしても、対応がさらに難しくなる。自らへの疑惑も含め、高市首相が全容解明に乗り出さなければ、高止まりしている支持率にも影響が及ぶだろう。
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