地熱発電との組み合わせ
日本にデータセンターを作る場合、一番の問題は電力ですが、これは日本に豊富な地熱を使うのが理にかなっています。100MW程度の発電量の地熱発電所を作ることは技術的に十分に可能であり(日本で最大のものは、現時点では55MWの大分県の八丁原発電所)、地産地消の観点からも理にかなっています。
しかし、地熱発電に適した地域は温泉地であることも多く、「地熱発電により温泉が出なくなったら困る」と言う理由から地熱発電が広まらないという日本特有の事情もあるので注意が必要です。
既に温泉が十分に出るところにAIデータセンターを作っても、排熱の活用ができないので、「地下水は十分にあるけど、温度が低い。でも火山活動が活発で地熱発電に適している」場所を選ぶ必要があります。
ボイラー不要で経営改善の可能性
調べたところ、有名な温泉地でありながら源泉の温度が低く、ボイラーで温めて提供している場所も数多くあるそうです。そんな温泉地では、ボイラーのための灯油代が経営を圧迫しているそうなので、そんなところにこそ、「地熱発電+AIデータセンター」をセットで提案するのも悪くないのかも知れません。
(本記事は『週刊 Life is beautiful』2026年1月20日号を一部抜粋したものです。「私の目に止まった記事(中島氏によるニュース解説)」、読者質問コーナーなどメルマガ全文はご購読のうえお楽しみください。初月無料です )
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