ついに“文春砲”を喰らった高市首相が推し進める「裏金議員を選挙区と比例重複でゾンビ復活」というペテン

 

軒並み公認されている「裏金づくり」を主導してきた面々

おいおいおいおいおーーーーい!…というわけで、あたしはこの「本人によるウッカリもあったでしょう」という高市首相の説明に、イスから転げ落ちそうになるほど驚きました。和室で座布団に座ってたので大丈夫でしたが…なんてのも織り込みつつ、何ですか?この「ウッカリ」って!

安倍派の政治資金パーティーのパー券をあちこちのスポンサー企業にウッカリと売りまくり、ノルマを超えたぶんのキックバックを証拠の残らない現金でウッカリと受け取り、それを政治資金収支報告書にウッカリと記載し忘れ、収入としても報告せずにウッカリと脱税し、その何百万円、何千万円という現金を事務所の引き出しや自分の銀行口座にウッカリと保管していた、とでも言うのでしょうか?

百歩ゆずって、何百人もの自民党の国会議員のうち1人くらいなら、ホントにそういうウッカリ議員がいてもおかしくはないでしょう。しかし、実際には安倍派を中心に他の派閥まで、合計で100人を超える国会議員が、まったく同じスキームで裏金づくりを繰り返し、私腹を肥やして来たのですよ?これってどう見ても自民党内に裏金づくりの指南役が存在し、党ぐるみで行なって来た「組織犯罪」じゃないですか?

さらに言えば、裏金問題でも統一教会問題でも中心人物と言われている萩生田光一幹事長代行が自民党東京都議連の会長をつとめていた時期には、自民党の都議たちもまったく同じスキームで裏金づくりに手を染めていたのですよ。萩生田氏自身は都議たちの裏金問題が発覚した瞬間に都議連の会長を辞任して逃亡しましたが、本来なら会長としての説明責任を果たしてから辞任すべきではなかったのではないでしょうか?つーか、誰が都議たちに裏金づくりのスキームを指南したのでしょうか?

それなのに、そんな萩生田光一氏を始め、同じ安倍派5人衆として悪名を轟かせた西村康稔氏、裏金づくりを復活させた張本人と言われている下村博文氏など、自民党の組織ぐるみの裏金づくりを主導して来た顔ぶれが軒並み「公認」されているのです。その数、小選挙区が38人、比例単独が5人、計43人です。そして、今回は比例重複も認めているので、たとえ選挙区で有権者が落選させても、その裏金議員は比例でゾンビのように復活して来る可能性が高いのです。

高市首相は今回、これらの裏金議員や元議員について「禊が済んだとは受け止めておりません」と明言した上で「もう一度、働くチャンスを与えてやっていただきたい」と述べました。これはつまり「その判断は有権者に委ねる」という意味ですよね?でも、そうであれば、裏金議員は全員を「小選挙区のみ」で公認しないとツジツマが合いません。

あたかも有権者の判断を仰ぐかのような説明で「裏金議員の公認」を正当化しておきながら、その実体は「選挙区で落選しても比例重複でゾンビ復活」というペテン。これじゃあ有権者の判断など完全無視じゃないですか?さらには、自民党への票だけで自動的に当選できる「比例単独」の裏金議員が5人って、まるで「裏金議員と詐欺師の互助会」のようなシステムじゃないですか。その上、高市首相は、この「もう一度、働くチャンスを与えてやっていただきたい」というフレーズを、以下の文脈で使ったのです。

高市首相 「そんな中で、前回の選挙で厳しい審判を受けた人もいます。まあそれでも、専門知識を持った人材には、もう一度、働くチャンスを与えてやっていただきたいと、切に願います」

つまり、前回の選挙で落選した元議員も「専門知識を持った人材」なので「もう一度、働くチャンスを与えてやっていただきたい」と言って公認したわけです。

この記事の著者・きっこさんのメルマガ

初月無料で読む

print
いま読まれてます

  • ついに“文春砲”を喰らった高市首相が推し進める「裏金議員を選挙区と比例重複でゾンビ復活」というペテン
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け